国際交流イベントBOOK
国際交流イベント開催国を更に詳しくレポート!動画配信&タウン情報もアップ!
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こんにちは、 CHAPPEです。
先週の土曜日(11.26),CHAPPE TOWNではカナダ都の交流イベントがありました。 ご参加くださった皆様ありがとうございました。 ご参加になれなかった方のためにも簡単にイベントについてご報告させていただきます。
カナダという国は日本でも大変人気で馴染み深い国ですが、多くの方がアメリカとは何処が違うのかがお分かりなっていらっしゃらないように思います。 そこで、今回はアメリカとの違いをはっきりさせることによってカナダについて知る機会にしようと考えました。
今回はアメリカ生まれで現在はカナダ国籍の文化人類学を研究されているPeterさんにお越しいただいてお話を伺いました。
Peterさんのプレゼンテーションは大変わかりやすいと好評で、参加者の方は今度自分がプレゼンするときの参考にしたいという方もいらっしゃいました。
主に、アメリカ人の考える自由とカナダ人の考える自由には違いがあること、。 また、同じ多民族国家でありながらアメリカはすべての民族にアメリカ的になることを求める一方で、カナダでは他民族がそれぞれの文化を保持したままでカナダ人であろうとするという違いの説明など大変興味深いものでした。 そして、その考え方に至る歴史的な経緯など大変説得力のある内容でした。
ピーターさんのお話の内容をまとめたものです。
ぜひご覧ください。
文化には2種類ある。それは、High Cultureと Deep Culture。
・High Cultureとは?
食べ物、ダンス、スポーツ、音楽、ビデオゲームなどのこと。
・Deep cultureとは?
立ち居振る舞い、考え方、行動、論理など。
今回はアメリカとカナダの違いをHigh culture と Deep cultureそれぞれに分けて比べます。
<High culture>
High Cultureにおいて、アメリカ人やカナダ人にとっても、お互いの国の違いをみつけるのは難しい。
なぜなら・・・
ほとんどのカナダ出身の有名人はアメリカで活躍している。そのことからアメリカとカナダは似たような国と思われがち。
カナダの有名人
*小説家 マーガレット・アトウッド
ハーバード大学卒業
*アブリル・ラヴィーン
*キアヌ・リーブス
*ジャスティン・ビーバー
*ジム・キャリー
*セリーヌ・ディオン
カナダでアーティストになるのは簡単だそう。
でも成功を求める場合は、みんなアメリカに行ってしまうそうです。
役者であれば皆ハリウッドを目指し、自分の本や音楽を多く売りたいならアメリカで売る、というようにスケールが大きいのはやはりアメリカになる。
ライフスタイル、歴史などアメリカとカナダはほとんど同じ!
民族の割合なども昔の植民地の影響でヨーロッパ系が多いし、近年新しく増えている移民はアジア人。先住民はもうほとんどいないことも一緒。
ライフスタイル
「通勤や通学では車をよく使う、仕事が終わったらテレビを見て家でゆっくりする」というのが両国の一般的なライフスタイル。しかし、カナダのテレビ番組はアメリカのものが多い。カナダのテレビ番組はあまりない。
やっぱり似たような国のカナダとアメリカ。
カナダ人はアメリカと共通点がありすぎることがちょっと嫌なんだそうです。笑
なぜ??
理由①
アメリカの人はよくカナダという国が存在していることをよく忘れる!
ピーターがカナダに移住する時に学校から書類をもらわなければいけなかった。でも学校側は「すいません。その書類は外国に行くときにのみ発効できるものです。」と・・・。
「え、カナダは外国だけども・・・?」とピーター。笑
理由②
アメリカ人はちょっと態度が悪く見える!
多くのアメリカ人もカナダに住んでいるけど、カナダ人とアメリカ人の話し方では少し違いがある。
本来はそうじゃないかもしれないが、アメリカ人はちょっとrudeに、マナーがなさそうに見える。例えば、誰かと会話している時、相手の言っていることが聞こえない時は、”Sorry?” や “Pardon?(もう一度言ってもらえますか?)”と言うが、アメリカ人は”What?”だけ。
アメリカ人の話し方はちょっと悪い印象を与えてしまうので、カナダ人は自分たちもそういう話し方をするのだと思われたくない。
<Deep culture>
それぞれの政治問題から見るDeep cultureの違い
アメリカ
個人の自由、責任(Individual freedom)
アメリカでは自分のスタイルややり方を好きなように作り、自分のしたいことをできる。同時に自分のしたことやその結果に対して責任を持つ。言い換えれば、「失敗する権利がある」ということ。
国民が何かに失敗をして生活するのが困難になっても政府は責任を負わない。だから多くのアメリカ人が政府に対して信用はしておらず、税金を払うのを嫌がっている。アメリカではsocial medicineとprivate medicineが大きな問題となっている。
アメリカンドリーム☆
アメリカンドリームはアメリカを語るのに重要。
「個人の自由」という考え方があるように、努力をして成功したら自分と運のおかげであり、失敗した場合もまた自分のせいになる。
カナダ
カナダはアメリカほどIndividualではない。国民全体が均等に幸せになるべきという考え方なので、社会が個人を守ってくれるシステムが多くある。そのため、カナダでは貧困層などの下層階級の人が少ない。
カナダ人は社会問題について考えるのがキライなので、そういった問題は政府に任せるという風潮がある。そういった問題が浮き上がると、「政府の仕事でしょ~」といった感じ。
カナダでは何かに失敗しても自分のせいにはならない。
例えば、「天気が悪かったからだ!」など全く違うことのせいにする。
悪いことは外からの影響だという考え方を持っている。
カナダはアメリカと違い、社会が個人を守ってくれる。よって、社会のシステムから流されないようにすることが重要。
カナダ人はヨーロッパ人と比べてよく働く。それは社会が守ってくれることに対して、市民として自分と家庭を支える義務があるから。義務を果たしているということは社会のシステムから流されないということ。社会保障を使うことによって、自分の義務を果たすと考えている。
アメリカとカナダは移民大国&他民族国家
それぞれの移民システムに対するアプローチの仕方が違う
アメリカ
=Melting pot=
様々な国から色んな人を受け入れて、“アメリカ人”にしようとする。
日本とは比べ物にならないがアメリカの文化はとても均質的。誰でも“アメリカ人”になることができ、皆アメリカ的になろうとする。
しかし移民政策の問題として、少数の人々の間では「他の国からの移民者がアメリカ人から仕事を取る」という考え方や「文化を壊す危険があるかも」という考え方をする人がおり、ちょっとした問題になっている。
アメリカでは自分たちの文化を守ることが難しい。
移民にとってどうやって“アメリカ人”になるかが大事。アメリカ人にならないことも可能だが難しい。
アメリカはHigh cultutreにおいてマルチカルチャーを好む。様々な国のレストランがあるし、色んな音楽やアートがある。しかし、Deep culture の面をみると、とても散乱した印象。.
アメリカが移民に対して使う言葉*
“This is how you have to be”
移民問題を扱うときに、アメリカ的な考え方を浸透させるためこの言葉をよく用いる。
カナダ
=モザイク=
カナダの移民政策のイメージは、「個々のカラーと写真があるタイルをくっつけた一枚のモザイクの絵を作る」というイメージ。
カナダ国民でありながらも自分のオリジナルの文化を守れる。例えば、中国だったら中国人、日本人だったら日本人、ケベックだったらケベックワ人でい続けられる。
自分が誰であるか(アイデンティ)、どこから来たのかを覚えているのはとても重要。
お互いを認め合い、それぞれが違うということも認め合いながら共存している。
ピーターもカナダ人であることに誇りを持っている。
カナダは他の国から来た移民者に心配りができる国でもある。
自分を守るために皆同じになるのではなく、違う文化を持ち認め合うのがカナダ人にとっての責任。
カナダ人になるための資格は、「カナダにいること」だけでよい。
言語の違いや文化の違いの葛藤は簡単ではないが、みんなで歩み寄っている。
カナダが移民に対して使う言葉*
“How can we go?”
「こういうやり方だ!」という一つの考えを押し付けず、自分たちがどうやってその問題を解決できるか皆で解決していく。
アメリカもカナダも移民関係の問題に対応し、どちらも効果的な解決方法だが、カナダ人のピーターは長期的に考えるとみんな同じになるより、違いを認めて共存していくほうが効果的だと考えている。
皆が同じ考え方だと、何か問題が起こったときに一つの側面からしか物事を見ることができなくなるので、それぞれ違う観点から問題を考え解決していける為。
世界中の人たちが同じ場所で共存、交流しあえるというのを証明しているのがカナダ!
ピーターが日本に来たみたいに、インド人が東アフリカに移住するみたいに、世界の人々は国境を国境を越えて交流しあっている。
その交流、共存が可能であるということを実際に証明しているのが、カナダ。
それがカナダのいいところで大好きなところだとピーターは言っていました。
☆カナダへの移住☆
カナダに移住するのはものすごい簡単なわけではないが、アメリカと比べれば簡単。
良い教育を受けていて、経済的に問題がなければ比較的簡単に移住できる。
カナダのマルチカルチャーの起源
カナダがマルチカルチャーの国として成功しているといえるのは、ケベック問題を解決しうまく共存し合っていると自負しているから。
1867年にカナダができたときから、ケベックは他の地域のカナダ文化とはとても違っていた。人々の印象も違う。ピーターがモントリオールからケベックに引っ越した時にその違いを強く感じたそうです。
カナダができたときから、カナダはずっとケベック問題を扱ってきた。ケベックを他の英語圏の地域と強制的に吸収させたくなかったが、同じ国にいる以上共に協力しあわなければいけなかった。
その中で英語とフランス語の二つを公用語にするなど、お互いを認め合い尊敬しあい共存しているという事実がある。
それぞれの移民政策
カナダ
カナダは少子高齢化を移民政策で補おうとしている。
また、移民の資格として、全員法的に問題なく移住してくる人、良い教育を受けて、経済的に余裕があるひとがあげられる。移民のグループは均質的。不法に移住してくる人はいない。
アメリカ
アメリカは様々なグループの移民を扱っており、ものすごい数の移民がいる。
貧しい国の人々を受け入れており、そういった人たち向けに3Dの仕事を拡大している。(3D=Dirty汚い, Dangerous危険, Demandingきつい)
移民の貧困層の多くは事件に巻き込まれたり、ギャングに関わったりしてしまうことが問題となっている。でも一方ではとても富裕層もおり、このようにアメリカには様々な種類の移民グループがある。アメリカはメキシコから徒歩で国境を越えることができるため不法入国者も多数いる。
モラルの問題
<ゲイ同士の結婚について>
カナダ:どこの州でも認められている
アメリカ:州によって認められているところと認められていないところがある。
<宗教>
カナダもアメリカも78%の人がキリスト教。
アメリカ
アメリカでは宗教がとても公的。大統領でさえもスピーチにおいて聖書から言葉を引用したりしている。そのため、多くのアメリカ人にとってモラルは宗教モラルと同じ。
上記でもあったように、アメリカは個人の自由が認められている。よって失敗する権利もあり、その失敗は自分の責任。失敗したということは自分が間違ったことをしたという意味になる。
もし、多くの人が夢を追い続けその結果ホームレスになり、貧困層が増えるとする。失敗したということはモラルの問題になってくるため、モラルの問題は宗教モラルと同等の問題になるアメリカにとっては良くないこと。
道徳的な考え・行動=宗教(キリスト教)的な考え・行動。
多くのアメリカ人は他人が道徳的(宗教的) な考え方・方法で行動し失敗するのを恐れている。
道徳的な考え(宗教的な考え)で行動した結果、失敗したとなると、彼らにとって軸となる宗教的考えを脅かすことになる。
また、アメリカでは宗教的な考え方を全国民に植え付けたほうが良いと考えている人がいる。それらは、自分たちの考え方が正しい、生き方が正しい、自分らは正当な人間と考えている人たち。その考え方が悪い結果を避けることになると考えている。
カナダ
カナダでは宗教は私的なものであるべきという考え方。
カナダでは悪い結果、影響はめったに起こらない。それはお互いが助け合っているため。
ゲイ同士の結婚や宗教に対する寛容な面も、個人の自由と尊重に関係している。
*ランチパーティ*
公演後のランチ交流会でも、皆様積極的にお話しされていました。
講演の様子はYoutubeとCHAPPE TOWNのホームページにも載せますのご覧ください。
イベント全てをご覧になりたい方はDVDがございますので、CHAPPE TOWNまでご連絡ください。
来月の17日(12.17 sat) はブラジルとの交流会です。 日系ブラジル人でTVタックル等でもブラジルについてお話されていた移民研究のスペシャリスト、アンジェロ イシ先生を講師としてお招きしてブラジルの現在、そしてこれからについてお話を伺っていく予定です。
それでは、来月も皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
カナダドル。カナダドルのニックネームはbuck(バック)。
英語とフランス語
一番一般的なのは“Hello. My name is ____.” フランス語では、“Bonjour, je m'appelle ____.”
“how much is this?”か“how much does this cost?”「いくらですか?」フランス語では、“C'est combien?” (セコンビアン?)
バンクーバー、カルガリー、トロント、モントリオール、ケベック
ナイアガラの滝(写真)、バンフ、ウィスラー
それぞれの地域でバスや通勤電車が充実している。バンクーバー:SkyTrain、トロント:The Tronto Subway、モントリオール:The Montreal Metro、カルガリー:C-Train、オタワ:O-Train
車または飛行機。飛行機のほうが速いことから、ほとんどの人が飛行機を使う。
治安は比較的良い。暴力的な犯罪は少ないが、バイクや車の窃盗は多い。
日本からカナダにかける時 010 + 1 + 市外局番 + 電話番号。カナダから日本にかける時 011 + 41 +市外局番 + 電話番号。
電圧:110V。プラグ:Aタイプ。
イギリスやフランスからのヨーロッパ系が多い。西部の州やバンクーバーの中心地などにはアジア系が多く、ベトナム、フィリピン、中国、インドなどがコミュニティを形成している。北部にはインドからの移民が多い。ラテンアメリカやヨーロッパ、アジア、中東からの移民も受け入れている。
メイプルシロップ。プーティーン(ケベック発のフライドポテトにグレイビーソースをかけたファーストフード)。ピーミールバックベーコン(豚ロース肉のベーコン)。モントリオール風燻製肉(写真)。
初対面の挨拶の際、握手をするのが一般的。このとき、アイコンタクトをしながらしっかりと握ること。フランス語圏のケベック州では、ヨーロッパの様にお互い頬にキスをする。英語圏ではこの習慣はあまり浸透していない。
"Eh." これは"Isn't it?"と同じ用法で使える。例えば、"It's cold,eh?" 「寒くない?」など。アメリカでこれを使ったらたま~にからかわれることも。フランス語圏では、“venter à écorner les boeufs.”「 雄牛の角も吹き飛ばせるくらいの強い風だ。」という意味。ケベックのフランス語はフランスのフランス語とは少し違い、植民地時代使われていたフランス語と近いので変わった言い回しが多いそう。
PRIDEパレード。6月~7月に開催。同性愛者差別、性的差別がある社会の中でも、堂々と誇りを持って暮らそう!というスローガンのを掲げて行われるパレード。同性愛の自由と権利への理解を深めようとオープンでフレンドリーなゲイ達が、ド派手な衣装とパフォーマンスを行う。
多文化主義のカナダ。特別な民族衣装はありません。しかし特別なセレモニーや公共の場でよく見られるのが、米国のFBに相当するカナダ連邦警察の制服。
カナダは水がきれいなことで有名です。水道水を飲んでも大丈夫!
州によって飲酒年齢制限が異なります。ほとんどの州は19歳からOK。アルバータ、マニトバ、ケベックは18歳から。喫煙も州によって異なる。ブリティッシュコロンビア州, ニューブランスウィック州, ニューファンドランド・ラブラドール州, ノバスコシア州, オンタリオ州, プリンスエドワード島は19歳から。アルバータ、マニトバ、ノースウェスト準州、ヌナブト準州、ケベック、サスカチュワン、ユーコン準州は18歳から。
the Stanley Cup (ホッケー)などのスポーツ番組が大人気。The CFL (カナディアンフットボールリーグ)も人気。
トロント、モントリオール、バンクーバーなど主要な都市はナイトライフも賑やか。東京のような街が好きな人は、他の都市に行ったら少しがっかりしてしまうかもしれない。
靴のサイズ:【女性】5(22cm)6(23cm)6.5(23.5cm)7(24cm)7.5(24.5cm)8(25cm) 【男性】6(24cm)6.5(24.5cm)7(25cm)7.5(25.5cm)8(26cm)8.5(26.5cm)9(27cm) 服のサイズ:【女性】4(7号)6(9号)8(11号)10(13号)【男性】男性はS,M,L,XLの表記が一般的。日本のものより大きめなので、普段Mの人はSを買った方が良いかも。
フランス語圏のケベックでも英語は通じる。
カフェやショッピングモール、空港などでフリーのWi-fiが使える。5ギガバイト以上のダウンロードをした場合、別途で料金を請求される場合もある。
Fido, Rogers, Bell, Telusなどの会社で契約できる。プリペイド式の携帯も購入可。
○就労許可証
有効期間は原則的に1年、最長5年。更新可。申請から取得まで3~6ケ月。転職時は無効。雇用主は就労者の失業保険、医療保険を準備する責任があります。
■手続き方法
◆雇用主がHRSDC(人材開発省)の地方事務所に日本人を雇用したい旨を申請。審査は雇用センター(Canadian Employment Centre)で行われ、審査に通過すると雇用確認書(Confirmation of Offerof Employment)が発行されます。
◆就労者は雇用主と大使館からの連絡を待ち就労許可証を申請。申請には雇用される職種の業務経験や資格の証明と説明が必要。健康診断書などの追加書類や面接が要求される場合もあります。
◆大使館で約3週間の審査後、通過者には仮の就労許可証(Employment Authorization)が発行。
◆入国時、審査官に仮就労許可証を提示すると、滞在条件と有効期限が明記された「正規の就労許可証」(Work Permit)が発給されます。
<就労許可証の現地取得>
就労許可証は現地での申請取得も可能。この場合、HRSDCの雇用確認書が発給された後、申請者が150Cドルを添えて移民局へ申請。通常、移民局にて面接審査が行われ、通過すると正規就労許可証(Work Permit)が発給されます。
■大使館査証部の審査のみで就労許可証が取得できる人
海外駐在員(Intra-Company Transferees)の場合、WTO協定により、例外的に査証部(在フィリピン大使館)の審査のみで就労許可証を取得できます。但し駐在員は、1年以上の勤務実績と役員・管理職・専門職であることが必要。その他、訪問教授・招待講師・博士研究員、海外赴任、ニュース報道以外のメディア関係者、高等技術者の配偶者とパートナーなど。
■就労許可証の免除者
外交官、宗教家、ニュース報道メディア、スポーツ参加選手、会議などの講演者、劇場公演などのパフォーミング・アーティスト、機械修理及び据付などの契約内技術サポート、企業間研修者、その他。
○プラクティカム許可証(Practicum Permit)
留学生用の就労許可証。学業終了時から関連分野で1年間の就労が認められますが、延長更新は
不可。同じ会社で1年以上働きたい場合は通常の就労許可証への切り替えが必要となります。
一般就労許可証と異なり雇用センター(Canadian Employment Centre)の許可取得は不要。雇用主の雇用意志確認のレターのみで申請できるため、比較的容易に取得できます。但し職業訓練が目的のため語学留学生には適用されません。
■申請条件
・就学校がプラクティカムビザ対象校であり、就学プログラムを終了していること。
・仕事内容が学業に関連している分野であり、学業終了後60日以内に雇用を確保し申請すること。
■必要書類
学校の修了証 (卒業証明書)、成績証明書、雇用主が雇用する意志を示した手紙、パスポートのコピーなど。健康診断不要、発給のための面接はなし。通常2~4週間で発給。
○ケベック州での永住・就学・就労の許認可
ケベック州に就学や就労、または永住目的で滞在する場合は、ケベック州政府からの許可が別途要。
■ケベック州での就労の場合
雇用確認書の申請と併行して、ケベック州政府のCAQ(Certificat d'acceptation du Quebec)と呼ばれる許可が別途必要になります。