国際交流イベントBOOK
国際交流イベント開催国を更に詳しくレポート!動画配信&タウン情報もアップ!
国際交流イベント開催国を更に詳しくレポート!動画配信&タウン情報もアップ!
7月26日に、国際交流イベントVol.30 ~フランス~を開催しました!
ゲストスピーカーにはフランス出身のアンドリアンさんをお迎えしました。
アンドリアンさんは、フランスのグラント出身で、リヨンで学び、4年前に日本にいらしたそうです。
***************************************
フランスのイメージと言えば、エッフェル塔や、おしゃれな女の子がフランスパンを持って歩いている、というイメージでしょうか?
これはフランスではありません(笑)フランスの一部ではありますが。
私がこれから話をするのは、本当の友達に話すようなお話です。
私が日本に来て「フランスから来た」と言うと「パリから?」と必ず聞かれます。
パリではないと言うと「どこ?」と聞かれます。
パリは大きな街でフランスのイメージがありますね。
エッフェル塔もフランスの象徴みたいになってます。
食べ物のワイン、チーズ、パンもそうですね。
そしてフランス料理も高級な料理として有名です。
あ、あとファッションです。
ルイ・ヴィトンのバッグは有名ですす。
フランス人のイメージでよく耳にするのがファッショナブル。
パリの人はお洒落かもしれませんが、ふつうに他の都市に住んでる人は普通だと思います。
日本でフランス人だと言うと「フランス人は全員ヴィトンのバッグを持ってるの?」と聞かれます。
違います(笑)パリでは見かけるかもしれませんが一部の人だけです。
フランス人は実際はあまりブランドに興味がありません。
フランス人はロマンティックだと言われます。
特に男性は女性に優しいと言われます。
椅子を引いてあげたりなど。でも最近はそうでもありません。
フランスはもうロマンティックな国ではないかもしれません。
建物や風景はまだロマンティックだと思います。
これらはフランスのいい印象ですが、悪い印象もあります。
上品でプライドが高く、いつも文句を言っているというイメージです。
それと英語が嫌いで、知っていてもしゃべらないと言われています。
こういったイメージが事実なのか事実でないのかを
お話したいと思います。
【フランスの精神】
まず最初にフランス精神と慣習についてお話します。
これはとても理解するのに一番難しいものだと思います。
フランス人が何を考えどこが他の国と違うのか、特に日本とどう違うのかお話します。
フランスの精神とは何でしょう?
フランス人であるということに誇りを持っているかと聞けば、NOと言う人が多いと思います。
愛国心が強いわけでもなくフランスのすべてを支持するわけでもないのに、
フランスの歴史と文化にとても誇りを持っています。
歴史の中で作ってきたものが誇りなのです。
自分たちの考えや意思をはっきり主張します。
ここが日本とまったく違う所だと思います。
話し合いをするのが大好きです。
意見を交換して意見を実行したりするのが大好きで、相手に簡単に同意したりしません。
人と違う事を言うのが好きなんですね。
フランス人は政治にとても興味を持ちます。
会ったばかりなのに政治の話をしたがったりします。
自分たちを擁護したり自分たちの権利を守るために必死です。
これはすべてフランスの歴史から来ているものです。
18世紀には偉大な哲学者のヴォルテールと言う人がいたのですが
彼は人々の自由を守るために貢献した人です。
王権への支持を否定して人権を主張しました。
彼を誇りに思っている人が沢山います。
啓蒙思想は人々の興味を引き、フランス革命の直接の引き金になっています。
フランス人はそれをとても誇りに思っていて、
民衆の政治に対する最初の抵抗であり、世界で初めての王政の終焉だったのです。
フランス人は多くの戦いをしてきたのです。
これはバスチーユ牢獄です。
7月14日はバスティーユ牢獄が襲撃された日で、フランス革命を引き金になりました。
フランス人は自由と権利を守るために長い間戦わなくてはならなかったのです。
フランスのことを話すと日本人は「あ!ナポレオン!」と言う人がいます。
ナポレオンはフランスでは良いイメージがありません。
彼はフランスの領土を広げましたが、帝政を行ったのでよくなかったのです。
ナポレオンの後、民主主義のために長い間戦いをしました。
ここにフランス人の根源があります。
権利と主張を守るために戦ってきたのです。
フランス人全員がと言うわけではないとは思いますが、重要なことは意見を表現して権利を守ることです。
フランスでは若者はちょっと違うかも知れませんが、理屈っぽいという点もあります。
誰かが「私はベジタリアンよ」と言うと、
「それはよくないと思う」とか「好きじゃない」と言ったりします。
意見を言ったり交わしたりするのが普通です。
政治的な話をするのも普通で、日本の人たちはびっくりしますよね。
フランスに行ったり、または日本でフランス人と話す時に、
喧嘩したいのかしら?と思わないでください。
ただ単に意見を交換して話し合いたいだけなんです。
家族同士の集まりの時にも政治的な話をします。
楽しい集まりのはずがこんなことになってと思われるかもしれません。
友達同士でも時々そういうことになりますが、
ただ相手の言う事に興味があるだけで喧嘩をしたいわけではないのです。
人権擁護についてです。
休暇をとってフランスに帰った時に電車がストライキをやっていました。
全然電車が走っていませんでした。
これはフランスではしょっちゅう起こることです。
私が大学生の時も電車が走ってなくて学校へ行けなかったこともあります。
デモもよく行われます。
これはデモの写真ですがとても巨大なものです。
フランス人が日本に来てデモを見ると規模が小さくてびっくりします。
「これがデモ?」と思います。
フランスに行くと、道に人があふれとんでもない人数になります。
叫んだり人の邪魔をしたりしています。
これも全部フランスの歴史から来ているものだと思います。
怒ったり不満があったりすると道に出て叫んだりするんですね。
ちょっと恐い部分かもしれませんね。
最近では若い人たちはあまり政治について話し合う事がないかもしれません。
と言うのも左派と右派があまりに近すぎて、違いがなくなっているからです。
それについて話し合うのが無意味だと思われているようです。
だんだん日本みたいになってるかもしれません。
【移民】
フランスのイメージとしては白人の国だと思われていますが
最近は白人だけではなく色々な人種の国になりつつあります。
移民が11%になっています。
両親が移民で若い世代になると、20%が移民の割合になっているのでかなり多いですよね。
ドイツに次いでヨーロッパでは2位の割合です。
移民はどこから来るのでしょうか?
以前は主に南ヨーロッパでスペイン、イタリア、ポルトガルなどで、ポーランドから来る移民もいます。
フランス人でポーランドの名前を持ってる人もかなりいますね。
今はアフリカからの移民がほとんどです。
中央アフリカではコートジボアール、北アフリカではモロッコ、チュニジア、アルジェリアなど。
アルジェリアは以前フランスの一部でした。
人種は色々ですがそのせいで問題も色々と発生しています。
アメリカ、イギリス、ドイツと比べると全然違うのは、移民をどう扱うかです。
フランスでは移民にも同化を求め「フランス人でなければいけない」と言っています。
実際、彼ら自身の文化を捨てなければなりません。
フランスで暮らすにはフランス語を話さなくてはならず、
これも歴史から来ているものです。
【宗教の問題】
もうひとつは宗教の問題です。
フランス人のほとんどはキリスト教徒です。
移民のほとんどはキリスト教国から来た人たちもいて、
教会のことや派閥はあまりこだわりません。
でも近頃の移民は主にイスラム教徒です。
どこにいてもお祈りをしたがり、他の宗教をリスペクトすることをしません。
フランス人は宗教と言うのは見せるものではないと思っています。
問題になった例がこの女性が身につけているものです。
この女性は「これが私の宗教だからリスペクトするべき」と言いますが
フランス人はそういうものを見たくはないというのが本心です。
フランス人ならそういうことをするのをやめるべきです。
そういった問題が増えてきています。
イギリスであれば「それは自由だからやってもいいです」となるでしょう。
でもフランスは「フランス人になりなさい」となります。
フランスの文化を取り入れて、そういうことはやめなさいと言われます。
移民のほとんどが貧民層が多く、フランスのことを好きではないと思われます。
前回の選挙では急進派が選ばれたのにはそれなりのことがあったからです。
【フランスの慣習】
フランスの慣習についてお話します。
フランスでは仕事とプライベートがはっきり分かれていて
日本のように仕事後に仲間や友達と飲みに行くことはありません。
仕事が終わったら家に帰り、家族と過ごすか自分の趣味を楽しんだりします。
一番働く国はどこですか?日本?アメリカ?
フランスでは週に35時間しか働きません。
これは私たちにとって大切なことで趣味に時間をかけたり
家族とともに過ごしたりする時間を見つけるのです。
日本とはかなり違うと思います。
5時か5時半に仕事が終わって家に帰って子供たちの面倒を見るし
特に日曜日は家族の日と言う事で、絶対仕事には行きません。
日曜日にはほとんどのお店が閉まっています。
【フランス人の気性】
少しだけ理屈っぽいフランス人の気性について話しましょう。
フランス人は先にお話しした通り意見をするのが好きで、他人の意見を聞くのも好きです。
自分の意見が他人の意見より良いと思っているのです。
口論するのが好きなんです。
フランスは世界の人が行きたい国と言われてますが
一方でフランス人は世界で一番イヤな観光客だと思います。
いつも文句ばかり言っているからです。
食べ物に関して「フランスの方がいい」とか言ったりする人もいます。
とにかく自分の意見を披露したくてしょうがないのです。
これが日本とかなり違う所でしょうね。
日本人は怒ったりしてもすぐに顔に出したりしないですよね?
フランス人はすぐに顔に出して怒ります。
フランスでは思ったことを口に出しても全然大丈夫です。
それでも南ヨーロッパの人よりも感情的にはならないと思います。
身振り手振りで怒る人もいますが
アメリカの人もそうですよね?
私たちは顔に出して嫌味を言うくらいかもしれません。
フランス人がすべてとはいいませんが
特に外国に行ったりしないと、他の国の人がフランス人をどう思ってるかはわからないと思います。
【フランスのサービス】
次はフランスでのサービスについでです。
フランスに行ったことがある人はわかると思いますが、
サービスについてはとても評判が悪いです。
フランスでは「お客様は神様」ではありません。
いいサービスを受けたければ働いてる人によくしないといけないのです。
働いてる人の権利がとても強くて、
何かをしてほしくて頼んだりすると
「それは私の仕事ではありません」と言われます。
「え?なに?」って思われるかもしれませんがそれが普通です。
特にパリでは。
これを見てください。これは冗談ですが
パリでコーヒーを頼む時にウェイターに
「コーヒー」と頼むと7ユーロ
「コ―ヒーください」と頼むと5ユーロ
「こんにちは!コーヒーをいただけますか?」と頼むと1か2ユーロになる
という冗談です。
お客がウェイターを尊敬しなきゃいけないんです。
本当におかしいですよね。
フランスに行く時は知っていた方がいいと思います。
【フランスでやっていいこと・いけないこと】
フランスでやっていいこととやってはいけないことをお話します。
まず1つ目。もし話せるのであればフランス語を話すこと。
話せばとても良いと思います。
少しでもいいから「こんにちは」「ありがとう」「どうぞ」
は言えればいいですね。
一生懸命話そうとすると態度の悪い観光客じゃないな
とわかってくれて良くしてくれます。
フランス語の「あなた」には「vous」と「tous」がありますが
見知らぬ人にはvousをお友達や家族にはtousを使います。
なのでお店の人には「vous」を使ってくださいね。
そうしないとちょっと無礼になります。
会社の仲間や上司にはなれなれしくしないと思います。
それは日本と同じかも知れません
アメリカではボスであろうと「Hi!How are you?」
とか言いますけどね。
遅刻についてですが
15分遅れとかが日常です。
15分ならまだいい方で45分ぐらい遅れてしまう事もあります。
でも仕事ではちゃんと時間通りに会議とかは始りますけど。
どんな風に女性に接するかお話します。
男性がフランスに行ったら、これしなきゃいけないとかストレスを感じることはありません。
あまり女性に色々すると気持ち悪いと言われたりしますよ(笑)
女性のためにドアを開けておいたりしますか?
それはいいですよね。
今は男女平等ですから、あまり気にしないでいいと思います。
テーブルマナーについてです。フランスではとても大切です。
食事をする時間をとても大切にします。
アレルギーでもない限り、色んな注文をしてはいけません。
昼食時間は12時から2時の2時間です。
4時に行っても昼食がありません。
夕食は7時から9時くらいです。
ワインを飲むときはワインだけです。水はありません。
日本ではお皿にちょっと残す人がいますが
フランスではそれをしてはダメです。
きれいに食べなくてはいけません。
それがおいしかったという証拠なのです。
【フランスの日常生活】
それでは第1章を終わりにして次に行きましょう。
フランスの日常生活についてです。
これはバゲットですね。有名なバケット。とても安いです。
日常生活とどうやったらフランスの生活を楽しめるかお話します。
パリとパリ郊外の違いもお話しますね。
まずはパリに行ったら「パリ症候群」と言うものになります。
これは本当の病気の一種で心理的な病気ですが
パリに来てしばらくはキレイでロマンティックでいい街だと思うのですが、だんだん危険を感じてきます。
日本はとても安全ですよね。
女性でさえも新宿歌舞伎町を夜歩いていても安全です。
それがわかります。
でもパリでは電車に乗ったりするとやたらにからかう人たちもいるし
財布を盗もうとする人もいるので気を付けてくださいね。
私もパリ出身ではないのでパリでは危険を感じることがあります。
パリ中心地は建物がとても綺麗です。
街のちょっと外側はちょっと違います。こんな風ではありません。
観光客が来ないのをいいことにいたずら書きがしてあったりします。
またパリのコーヒーショップの店員はとてもサービスが悪いです。
駅に行って切符を買おうとするとそこの女性駅員は、
「何が欲しいの?」ってすごい言い方をします。
本当にこういう人たちがいるので、とても気分の悪い思いをすると思います。
仕事でパリに行かなくてはならないなら仕方がないですが
もし学生とかで他の街に行けるのであれば、
他の街に住むことをお薦めします。
沢山ありますが、ブリタニーは学生の街でとてもいいです。
ボルドーはご存じの通りワインの街で、また芸術と文化の街です。
スペインに近いので物価が安く、ここも学生の街でもあります。
ドイツに近いストラスブールもとてもいい街です。
あと私が大学に通ったリヨンもいいですね。
建物も素敵ですし、2つ川が流れています。
南の街なので人がフレンドリーです。北と南の境にあるのでとてもいい街です。
アルプスにも近いのでスキーにも行けます。
ニースはとても晴天の多い街です。太陽と海辺の街です。
イタリアに近いので住んでる人もイタリア人に近いです。
とてもオープンな人が多いと思います。
【フランスの食生活】
慣習について話しましょう。
食べ物についてですが、フランス料理はとても高級なものを普段は食べません。
家で料理するものと言えば、パン(バゲット)がサイドで
お肉やキッシュ、パイ、サラダ、グラタン、と言ったものです。
あまりファーストフードは食べないです。
ワインやチーズもおいしくて安いものが沢山あります。
フランスではおいしいワインが2年もので200円くらいで売っています。
沢山お種類のチーズがあります。
チーズはフランス人にとってとても大切です。
最近ではヴェジタリアンも増えて、オーガニックフードもよく食べる人も多いですが、まだちょっと高いですね。
この写真はソーセージみたいなもので豆、ガレット、ビーフシチュー、パイ、です。
これは南の食べ物でイタリアに近いのでトマトを沢山使った料理です。
【フランスでの生活】
フランスで生活をするのにどれくらいお金がかかるか。
住居ですがパリやリヨンではアパートの数が足りなくて家賃がとても上がっています。
東京とそんなに変わらないと思いますが
学生にとってはとても高いものです。
交通費についてです。TGVは新幹線に比べたら安いですが
電車はちょっと高いです。
バスなどは東京に比べれば安いです。
医療制度についてです。
フランスにはとてもよい福利厚生制度があります。
沢山お金を払うことなく病院に行くことができます。
アメリカに比べてみるととてもいいですよね。
教育制度もとてもよくて、公立の学校であれば幼稚園から大学まで無料です。
フランスで1世帯当たりの子供の数が多いのはこのせいだと思います。
教育費がとても安いのです。
電話やインターネットも日本より安いです。
タバコはとても高いです。フランスに行ったらタバコはやめた方がいいかもしれません。
レストランでは禁煙です。
フランス人の余暇についてお話します。
映画は良く見に行きます。とても小さい映画館がたくさんあって
特別なフランス映画をやっています。
興味があれば行ってみるといいと思います。
フランス映画はあまりアクションがなくて人がしゃべってるだけのものが多いです。
好きな人は好きですけど嫌いな人は嫌いです。
舞台ですが、クラシックコンサート、オペラ、バレエに
とても安く簡単に行くことができます。
芸術ではたくさんの美術館があるので
近代芸術を見る所が他の都市に行っても沢山あります。
スポーツですが、サッカーが一番盛んです。
子供たちも路上でサッカーをするのをよく見かけます。
テニス、ハンドボール、バスケットボール、サイクリングなど。
サイクリングのトゥールドフランスはあまり若い人には人気がないかもしれません。
小さな子どもたちに人気なのがサッカーと柔道です。
女の子にはバレエとダンスや乗馬が人気があります。
ちょっと驚く人もいますよね。
「小さい時に乗馬をやっていた」と言うと
「お金持ちだったのね」って言われますが
フランスでは乗馬は高くありません。お金持ちだけのものではありません。
サイクリング、ランニング、クライミングも最近は人気がありますね。
【フランス人と仲良くなるには?】
どうやったらフランス人と仲良くなれるか?
フランス人の友達に興味を持ったら何を知ったらいいかお教えしましょう。
アメリカ人の例でお話しましょう。
アメリカ人の男性がホテルに泊まった時に
Wi-fiを無料で使えるはずだったのでパスワードを聞いたら
ホテルの人に「Wi-fiは壊れていて今使えません」と言われました。
アメリカ人はホテルのWifi無料の広告を見て泊まったのに、と文句を言いました。
するとホテルの人は「私の責任じゃない」と言いました。
それを言ったことが問題ではなく、助けてあげようとしないことが問題です。
今度は彼は友達のように話しかけて、困ってる旨を伝えると
パスポートを預ける代わりにスタッフのWi-fiを貸し出してあげました。
話す時に怒ったりするとダメです。
フランス人と話す時にはちょっとしたコツがあるんです。
働いている人がどう思っているのか考えてあげないといけないんです。
フランス人と友達になるにはどうしたらよいかお話します。
先ほど、フランス人は意見を言うのが好きだと話しましたが
あなたの意見をどんどん言って大丈夫です。
相手の言う事に賛成してはいけません。
「わかりました。。。」みたいな言い方をしてはダメです。
「私はそう思わない。こうでああで」と言うと
相手はあなたを信用して興味を持ってくれます。
「あーそうですか」なんて言ってはダメです。
例えばわからなくても「私はよくわからないけど、あなたはどう思う?」
とか聞いたらいいと思います。
もし友達になりたかったらあなたの人生について話せばいいと思います。
相手には経験を聞いたりするといいですよ。
一番重要なのはユーモアです。
フランス人はユーモアが大好きです。
でもフランス人のユーモアはちょっと変わってるかもしれません。
フランスでユーモアと言うのは風刺も入っています。
「今日は格好が決まらないわ」なんて言ってると
「あー本当だ!川に行って飛び込んできなよ」
とか言われます。
言われた人はなんて意地悪なの!と思うでしょう。
フランス人にとってはただのユーモアなんです。
日本人のユーモアとかは全然違いますからね。
かといって、なんて意地悪なのとか思わないでください。
責めたりしないでくださいね。
フランスに行ったらどこへ行けばいいか。
フランスに突然行っても友達もいないだろうし
アリヨン・フランセに行ってください。
そこは行けばフランス語も勉強できます。
協会なので色々なイベントに参加できます。
日本に興味がある人もいるので、お互いに友達になれます。
パリには日本の物もたくさんあります。
日本食の居酒屋もあるし、ブックオフもあります。
日本人といることもいいですが、フランス人と付き合う事もおすすめします。
カフェへ行って話すのもいいかもしれません。
様々な国際イベントに行って人と会うのもいいと思います。
ヨガ、スポーツ、音楽などの活動をすれば、
フランス語が話せなくても英語で交流できるでしょう。
【フランスで学ぶ・働く・旅行する】
次にフランスで学ぶ、働く、旅行することをお話しましょう。
フランスでは大学は無料です。日本のように入学試験はありません。
入りたい大学に入ろうと思えば入れます。
これは有名なソルボンヌ大学です。とてもきれいな大学です。
日本の大学と交換留学制度があります。
この制度はとても良くて、フランスの学生と知り合いになれるいい機会です。
フランス語を学べるいい機会です。
フランス語の語学学校に行こうとすると日本ぐらい高くなります。
それに外国人しかいません。1ヶ月くらいだったらそれもいいかもしれませんが。
先に言ったように入試は無いですが、入ったらかなり一生懸命勉強しなくてはなりません。
日本の大学は入るのが難しくて卒業するのが簡単ですよね。
学生生活を楽しんでいます。
フランスでは自由時間があまりありません。
フランスではひとつ専攻を決めたらそれを通さなければいけません。
日本の大学は色んな科目を勉強できますよね。
そして卒業したらいい会社に就職して、といった流れになりますが
フランスではちゃんとした正しい自分の地位を大切にします。
卒業した大学の名前は大切になってきます。
私は大学ではなくていい評価を受けている入試のあるコミュニティスクールで学びました。
学校も大学だけではなく選ぶことができます。
フランスで働くにはけっこう大変です。今は仕事を見つけるのが難しいです。
外国人ならフランス語を話せなければいけません。
会議でも何でも英語ではなくフランス語で行われます。
フランスにある日本の会社で働く時は例外です。
今のフランスの経済はとても悪い状況にあります。
就職率が低くて若い人たちにとても悪い状況です。
若者の20%が仕事がありません。
いい大学を卒業して資格があったとしても、経験がなければ仕事を見つけることができません。
しかしながら労働者にとっては休暇制度などはとても充実しています。
福利厚生もいいです。
フランス人と接する時にはどうしたらよいかをお話します。
日本人ととても違うのでとまどうかもしれません。
例えば交渉する時のことです。
日本人は「こうしてあげるからこうしてください」と交渉しますが
フランス人は与えても与えても満足しなくて「これもこれも」と要求してきます。
日本人は「半分半分」というやり方ですがフランス人は違います。
それを知っておいた方がいいと思います。
会社の中での態度ですが、それも知っておいた方がいいです。
残業をするのは良くありません。それは会社の印象も悪くなるので避けた方がいいです。
仲間が休憩を取ったら休憩をとる、昼食を取る時はちゃんと取るとした方がいいです。
休暇についてですが、日本と違ってしっかりととって大丈夫です。
フランス人の曖昧さ(適当さ)について話しますが
書類を通すのにも時間がかかるし、
窓口に行っても休憩2時間とかなっていて手続きができなかったり
本当にびっくりします。
【フランスの街】
できたらフランスに行ったら是非パリだけじゃなくて
色んな地域に行ってみてください。
人々や雰囲気も全然違います。天気、食べ物、風景も違います。
色々な人に会う事ができます。
電車を使って行くこともできますから。
これは私の故郷のブリタニーです。イギリスに近くて天気はあまり良くありません。
雨が多いです。でもとても美しいです。
これはボルドー、これは南フランスのマルセイユの海で真っ青ですね。
これはアルプス、スキーができますし、モンブランですね。
フランスに行くことがあったら色んな所に行ってくださいね。
フランスのまわりにも色んな国があるので、車や電車で旅行もできますからね。
ヨーロッパは色んな文化があるし、人種の違いがわかると思います。
なので色んな国を訪れてください。
フランスの人は日本にとても興味を持っていると思います。
年配の人は生け花などに興味があり、若い人たちはマンガに興味がありますね。
「かわいい」も知ってます。弁当もマンガで知ってるのだと思います。
この歌はジョナサン「シャンゼリゼ」1970年の歌です。
日本でも良く知られてる歌ですね。
ちょっとフランス語を教えますね。
(シャンゼリゼの歌に合わせてフランス語を教える)
(♪皆で歌う♪)
カラオケでも歌えると思いますよ。
ありがとございました。
通貨単位はユーロ(€、Euro、Eurとも記す)。補助通貨単位はセント(Cent)。それぞれのフランス語読みは「ウーロ Euro」と「サンチーム Centime」。€1=100セント=約140円くらい。
フランス語。ただし、オック語、ピカルディ語などの幾つものロマンス語系の地域言語が存在するほか、ブルターニュではケルト系のブルトン語(ブレイス語)、アルザスではドイツ語の一方言であるアルザス語、北部フランドル・フランセーズではオランダ語類縁のフランス・フラマン語、コルシカではコルシカ語、海外県や海外領土ではクレオール諸語など77の地域語が各地で話されている。
Bonjour. おはよう/こんにちは、Bonsoir. こんばんは。►朝から夕方まではBonjour(ボンジュール)、夕方から夜にかけてはBonsoir(ボンソワール)を使います。お店に入る時、スーパーのお会計、レストランやホテルなど、人と会う時この言葉を掛け合うのが習慣です。
S'il vous plait(スィルヴプレ)→ すみません、お願いします。C'est combien?(セ コンビアン?)→ これはいくらですか?Je voudrais ○○.(ジュ ヴドレ)→ ○○をください。
パリ:言わずと知れた、フランスの首都。のみならず、世界の観光都市として最も有名な街でもあります。、リヨン:「美食の都」「絹の街」「金融の街」「ハイテクの街」
ベルサイユ宮殿:ルイ14世が王の威信をかけて建造した、ブルボン王朝の黄金期を象徴する宮殿。578枚もの鏡がはめ込まれた「鏡の間」は圧巻です。ルーブル美術館:フランス三大美術館のうちのひとつ。約30万点にものぼる所蔵品。モナリザ・ハムラビ法典・ミロのヴィーナスなどそうそうたる作品をそろえたその規模と質には圧巻。はっきり言ってとても1日では見切れません。エッフェル塔:言わずと知れたフランスの象徴的存在、エッフェル塔。
パリ市内へはタクシー、バス、RER(高速郊外鉄道)&メトロなどの交通手段があり、市街地まで早くて約30分、遅くても1時間以内で到着します。パリ中心部までノンストップのロワッシ―・バス、エアコン完備のエールフランス・シャトル、ホテル最寄りのメトロ駅まで直通で料金も安いRERなど、アクセス手段はさまざま。
市内全域を網羅するメトロをはじめ、高速鉄道RER、バス、タクシーと、パリの交通網は充実しています。
もっともメジャーな交通機関がメトロ。路線をマスターすれば様々な場所へ行ける。また、TGVという鉄道が、フランスの主要都市を網羅している。隣国に行くにも便利。
フランスの犯罪で最も多いのは、盗難系のトラブルです。以前、一年間で日本人がこれらのトラブルに巻き込まれた件数は360件にもなり、約1日1件発生しているということになります。
33
標準は220Vで周波数50Hz。日本国内用の電化製品はそのままでは使えないので、変圧器が必要。プラグの形状は2種類あり、CタイプかSEタイプを使う。
本土ではケルト人・ラテン人・ゲルマン系フランク人などの混成民族であるフランス人が大半を占めています。
クロックムッシュー:こんがり焼けたサクサクの食感で知られるクロック・ムッシューは19世紀初め、パリのカフェで生まれました。このサンドイッチは前菜として、また手早く取れる昼食のメイン料理として、フランスのブラッスリー、ビストロ、軽食スタンドの定番中の定番メニューです。カモのコンフィ:ジェール県、ペリゴール地方、ランド地方……。この料理はフランス南西部で特に人気が高く、おいしい保存方法として最も古くから伝わる調理法の一つです。ガチョウまたはカモの脂で煮たカモ肉を容器で保存します。
フランスでは、お店に入るときに"Bonjour"(こんにちは)と言って、お店を出るときに"Au revoir"(さようなら)と言います。カフェ、レストラン、ルイ・ヴィトンやエルメスなどのブランド店から個人経営の小さなお店まで、とりあえず基本的に挨拶は必要と思ってください。
天気を表現するときに動物の名前が使われます。de chien(犬)や de cochon(豚)とくれば、「ひどい」、「嫌な」という意味になります。つまり、un temps de chien、un temps de cochonといえば、雨、風ともにひどい「嫌な天気」という意味。さらに、「きびしい寒さ」を表すのにもfroid de chienという表現が使われます。他にも寒さの表現としては有名なcanard (あひる)やloup(オオカミ)バージョンもあります。
パリ祭:フランス人国籍を持つ人ならば心よりこの日を祝う「フランス人全員の心を一つにする祝日」で、どの人にとってもこの「自由の国フランス」に感謝する日となっています。1日中花火が打ち上げられ、パレードや演説があります。
アルザス地方の民族衣装。名称はない。特徴は、大きなリボン型の帽子と赤いスカート、そして黒いエプロン。
フランスの水道水は石灰分が多いが飲んでも大丈夫。味が気になる人はミネラルウォーター(eau minérale)を買うといい。ミネラルウォーターには炭酸入り(ガズーズ gazeuse)と炭酸なし(プラット plate)がある。駅などの自動販売機で買うと、500mlで€1.50。スーパーマーケットでは€0.20~1。
最低飲酒年齢は16歳。喫煙の最低年齢を定める法律はない。
la france a un incroyable talent: 長寿番組。このプログラムの目的は、演劇の専門家の審査員(によって判断候補から、今年の「信じられないほどの才能」(歌や踊り、エンターテイメント、錯覚など)の利益を見つけることです。
場所によりさまざまなバーがある。シャンゼリゼ:ナイトクラブや深夜営業のバーの数が最も多く集まっている。ただし、どのお店も全体的に値段が高く、客層も大人でそれなりにちゃんとした身なりの人が多い印象。マレ:昼間同様、パリの今をリードしている地区といえば、やっぱりマレ地区。ヴィエイユ・ド・タンプル通りにお店が集中している。バスチーユ:カジュアルな雰囲気のお店がたくさん集まっているのが、バスチーユ。オベルカンフ:パリジャンが好む、地元っぽい雰囲気が味わいたかったらオベルカンフへ。カジュアルながらもヴィンテージの家
服:S・M・L→38・40・42
靴:22・22.5・23・23.5・24→34・35・36・37・38
「人による」または「田舎は無理だと思ったほうがいい」パリ-->OK。地方のツーリストインフォメーション-->基本OK。地方のレストラン(観光地)-->基本OK。車掌さん-->微妙、地方じゃ無理かも。地方のバスの運転手-->かなり難しい。地方のホテル-->微妙。
近年都心部では光ファイバーFibre optiqueが普及する傾向にあるものの、まだまだADSLが主流。大手ファーストフード店やカフェ、ショッピングモールの広場などではWi-Fi利用も可能な一方で、ネットカフェも根強い人気、日本語対応PCも見られます。
携帯電話の普及率は2010年に100%を超えたが、欧州諸国の中ではやや低率である。プリペイド利用の割合は26%で、ポストペイドの中でも、1年ないし2年の最低契約期間プラス端末値引きの商品が主流である。
○就労査証・労働許可
在日大使館にて就労査証(有効期間は3ケ月)を取得した後、入国後8日以内に管轄の県庁もしくは警察署にて労働者用滞在許可証の申請取得が必要です。
尚フランスは失業率も高く、EU体制とともに年々労働許可の取得が厳しくなり、世界的にも最も厳しい国のひとつに。書類が揃っていても却下される場合もあり、審査基準が不透明ともいわれています。在日大使館申請後、本国で審査が行われるため結果がでるまで約3ケ月ほどかかります。
■就職(雇用)の許可要件
・大学や同等教育の教員、またはフランス国立社会研究所や同等の研究者。
・フランス人では代行できない職種。
・一般企業の管理職者。原則的に月額3500ユーロ以上の給与を得ることが条件。日本食調理師など専門職の場合も管理職として採用されなければ許可されません。
・会議通訳者。
・OECD加盟国(日本は加盟)の外国人で13年間の継続的フランス滞在を証明できる人。
<移民局を通じて「通常労働許可」を申請する場合>
1.まず雇用主が県労働雇用職業訓練総局(DDTEFP)、またはフランス労働基準監督署DIRECCTEに労働契約書、1年間の雇用を保証する雇用誓約書、移民局への納付金支払誓約書、採用の理由陳述書、住宅調書などを提出。許可を得た後に移民局に申請しますが、弁護士による手続きが一般的。
また雇用主は申請前に職業安定所に求人を出して該当職にフランス人の適格者がいないかどうか調査する義務があります。
2.本人と大使館に許可書類が送られてきますので、送付されてきたら大使館にも同書類が届いているかの確認をした上で<移民局から送られてきた書類/写真4枚/長期ビザ申請書>を大使館に提出。
雇用主の申請から書類が届くまでに約3ケ月程度かかります。
3.次に大使館指定医のもとで健康診断を受け、診断書結果とパスポートと査証料金(約12000円)、保険加入誓約書を大使館へ提出。約1週間後に査証は発給されます。同行家族も同様の手続きが必要。
<移民局を通さない場合>
在日大使館に種類を提出。和文書類は全て仏語訳添付。
◆長期ビザ申請書4部◆写真5枚◆パスポートとコピー3通◆保険加入誓約書◆フランスでの住居証明書(賃貸契約書、会社保証書、権利書など)とコピー3通◆経済証明書 (銀行証明書、給料明細書等)とコピー3通◆労働契約書とコピー3通(雇用期間、労働時間、職種、勤務地など明記)
○自由な労働ができる新型滞在許可
■コンペタンス・エ・タラン(competences et Talents)
3年間有効・更新も可能な新型の滞在許可証。労働許可の事前取得を必要とせずに自由な就労が可能。申請者の才能と能力がフランスの経済・文化・スポーツ・学術・人道などの分野で貢献できることが求められ、申請には貢献できることを証明する計画書の提出と個人の資質・財力の証明が必要。対象者はアーティスト、スポーツ選手などの自由職業者、投資家、海外のフランス系企業の幹部、学識者、専門家など。
■労働用滞在許可
「通常労働許可・AT」と「学生対象の一時労働許可」など。通常労働許可の有効期間は1年。雇用契約が維持されていれば1年毎に更新可能。また、有効期間内は自由に転職可能。転職しても労働許可は維持されます。
学生用一時労働許可は週19・5時間、月84・5時間、年885時間の労働時間制限付き。雇用誓約書、臨時滞在許可証、学生証のコピーをそろえて労働管理局に申請。在籍校が高等教育機関であり、セキュリテ・ソシアル(健康保険)の学生保険機構に加入していることが必要です。
■特別居住労働許可
フランスでは高資格労働者を誘致するEUブルーカード制度の導入を積極的に推進しています。