国際交流イベントBOOK
国際交流イベント開催国を更に詳しくレポート!動画配信&タウン情報もアップ!
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6月28日(土)に国際交流イベント Vol.29 ~イギリス~を開催し、ゲストスピーカーとしてイギリス出身のアナベル・ジェームスさんにお越しいただきました。
私はロンドンの南のサリー州の出身です。
イギリス生活のほとんどをそこで過ごしました。
最初に、皆さんがイギリスのロンドンと言うとなにをイメージしますか?
日本で人に会うと、「イギリスのご出身ですか?優雅で毎日アフタヌーンティーをするんですね?」とか、「学校はハリーポッターのホグワーツみたいなの?」とか聞かれます。
おそらくですが、日本ではイギリスは「優雅で伝統的」というイメージがあるのではないでしょうか?
その他のイメージでは女王やビッグベンなどでしょうか?
《言語》
使われている言語はもちろん英語ですが、
ウェールズ地方ではウェールズ語が使われていて
スコットランドではスコットランド語が使われています。
ずっと南の方のコーンウォール地方ではコーニッシュが使われています。
《宗教》
宗教は主にキリスト教でプロテスタント、カトリック、がありますが、北の方では宗教による紛争も未だに続いています。
今でも死者が出ていて、これはイギリスの問題でもあります。
宗教の問題を解決するにはその礎になったものを知らないとなりません。
ヘンリー8世はとても女好きで、離婚と再婚を繰り返していました。
運悪く、その当時の宗教はそれを許さないものだったため、彼は宗教を変えてしまったのです。
その当時の宗教はローマン・カトリックだったのですが、自分の結婚・離婚問題を有利にするためにプロテスタントにしたりしました。
現在のイギリスはそんなに宗教色が濃くはありません。
ミッション系の学校に通ってる人たち以外はそんなに宗教に接してはいないと思います。
しかし現在も依然として女王がイギリス教会の象徴になっています。
キャサリン妃とウィリアム王子に息子のジョージが生まれましたが、彼らの結婚式もウェストミンスター寺院で行われました。
昔から載冠式などに使われているカトリックの教会ですが、代々、王室の行事にはウェストミンスター寺院が出てきます。
次にsecularについてです。
どなたかsecularとはなんだか知っていますか?
英語でもちょっとわからない人もいると思いますが、これは「宗教と無関係」と言う意味です。
以前、イギリス首相が「学校で宗教の授業をやるべきでは?」との質問に
「イギリスはカトリックの国ですからやるべきだと思う」と答えました。
すると記者団の中に疑問を投げかける人もいました。
《歴史》
どなたか「バイユー」という名前を聞いたことありますか?
これはイギリスの歴史の中でとても簡単なキーワードになるものです。
ずっと語り継がれていてなんどもなんども色々な話に出てきます。
1000年以上にも渡って伝えられている話です。
イギリスは昔、長い間民族間の争いがありました。
暗い歴史の時代でした。
1066年の出来事は学校で必ず学びます。
フランスのノルマンディー人がイングランドを征服したことをノルマン・コンクエストと呼ばれていますが、約200年の間、イギリスの言語がフランス語になっていたことがあります。
驚きですよね。
なので現在の英語の一部はフランス語から来ているものもあります。
またドイツ語に影響を受けてるものもあります。
その後、数百年イギリスは王と女王が統治するようになりました。
ヘンリー8世は7人の妻を持ち、ふつうでは考えられない数です。
1600年代頃のネルソン提督時代は、文学や文化がとても盛んになってきた時代です。
とても洗練された時代になります。
シェイクスピアがその時代ですね。
産業革命以後はチャールズ・ディケンズが台頭してきて、彼は都会に住む人々の大変な日常を書いています。
初めて地方から大きな街に出て来て、不健康な生活を送らなければ
ならなかったのです。
1800年ぐらいがその時期です。
ヴィクトリア王朝の時代もそのぐらいの時期です。
次は第2次世界大戦時代です。これはイギリス社会にとても大きな影響を与えました。
私の両親や私がが生まれるずっと前のできごとですが、イギリスの若い人たちは学校でかなりこのことについて勉強します。
《建造物》
私が初めて東京に来た時に驚いたのは、ほとんどの建物がまだ新しいものだということです。
私の住んでる所は1982年に建てられたものですが、東京ではそれが古い部類に入るんですよね。
京都とかを訪れると古い建物とかはありますけれど、ロンドンでは現在建ってる建物の中で歴史がわかることがあります。
イギリスには地震もないし、そういった理由もありますが、古い建物が残ってるんですね。
もしまだイギリスを訪れたことのない人たちは、ロンドンに行ったらまわりの建物で歴史を感じることが
できると思います。
ヴィクトリア様式の建物はヴィクトリア王朝時代にできたものです。
ロンドンに行った時に地下鉄は乗りましたか?
東京の地下鉄に比べてどうでしたか?
少し汚いですよね。古くて100年以上も前に作られたものなので、それが今、ロンドンでは問題になっています。
ヴィクトリア様式の建物はロンドンでよく見られますが、その当時はとても目新しいものでしたが、東京に比べたらとても古い建物ばかりです。
私は歴史や建造物にとても興味があるのですが、イギリスの建造物は、空から見た街もとても素晴らしいものだと気付きます。
1000年以上経ったものもあります。
東京では昨日まであった建物が次の日にはなくなっていたり、びっくりする時があります。
イギリスでは法律でも古い建物が守られています。
むやみに壊したりできません。
いつまでも古いものを大切にしています。
The Shardという建物に行ったことがありますか?
これは2012年に建てられたばかりで、ロンドンで一番高い建物です。
Renzo Pianoという建築家によってデザインされたものです。
日本では銀座のメゾン・エルメスをデザインしてますね。
とても物議があり、チャールズ皇太子はこの建物を新聞で見て、「許されるものではない」と怒ったそうです。
The Shardは、六本木ヒルズと同じようなもので、ホテルやオフィス、レストラン、最上階にはロンドンを見降ろせる所もあります。
私はまだ完成前にロンドンを離れてしまったのでまだ行ったことがありません。
《芸術》
私はギャラリーで働いていたこともあり美術にも興味があります。
まずはこれを見てください。
この一番上の絵を見たことがありますか?
実際、イギリス人の友達も見たことが無いと言うのですが、国立美術館に展示されているものなのです。
ロンドンに行けば無料で見られます。
とても古くて重要な作品でイタリアと同じ古い時代に初めて描かれた絵画です。
これは宗教画ですが、右には青いドレスを着て、赤ちゃんのイエス・キリストを抱いている聖マリアです。
おもしろいことに絵が二枚になっていてまん中が蝶つがいになっています。
屏風のように持ち運びができるようになってるのです。
これはヘンリー8世の肖像画ですが、こういった肖像画は後々、重要な支配力の歴史を示しています。
記録としての意味があります。
今でもロンドンの美術館に行くとたくさん多くの王や女王の肖像画があります。
下に行くと、これはターナーです。
上野の美術館でターナー展に行きましたか?
ターナーはもう亡くなっていますが、去年、上野公園で大きな展覧会がありました。
彼はとても日本でも有名ですが、イギリスでも人気があり有名です。
彼は肖像画ではなく風景画の名手です。
1800年代のワーズワースやコールリッジと言った有名な詩人たちの時代で全体を「ロマン派」と呼んでいます。
絵を見てもわかるように、ロマンチックで幻想的です。
ただの記録としての絵ではなく、創造的なものであることがわかります。
《食文化》
次はイギリスの食事についてです。
日本の方に「フィッシュ&チップス以外になにかありますか?」と聞かれます。
実際、イギリスの食べ物の種類は日本に比べて少ないと思います。
ジャガイモ料理などとてもシンプルで家庭的な食べ物です。
ひとつ教えたいことはアフタヌーンティーのことです。
東京にもすてきなアフタヌーンティーが出来る場所がありますね。
どなたか最近アフタヌーンティーされた方いますか?
おそらく少ないですよね。
日本ではイギリスの人が毎日こういったアフタヌーンティーをすると思われてますが、そうではありません。
アフタヌーンティーはビクトリア女王が始めたものだと聞いていますが、午後4時~6時ぐらいに家族とアフタヌーンティーをしたり、学校が終わってからアフタヌーンティーをして買い物に行ったりしています。
パブについてですが、パブは日本で言う居酒屋と思われてる人がいますが、ちょっと違っていて、1日中座って友達と飲んで話せる場所です。
中には100年以上も続くパブもあります。
私が学生時代に住んでいたオックスフォードはとても古い街で、1842年から営業しているパブもあります。
イギリスに行ったら是非行ってみてください。
とてもシンプルですがいい場所です。
《スポーツ》
フットボールについてです。イギリスではサッカーのことをフットボールと言います。
デヴィッド・ベッカムの奥さんはヴィクトリア・ベッカムでイギリスのアイドルでした。
彼はイギリスでは初めてスポーツで活躍した後にビジネスで成功した人です。巨大の富を得てますね。
日本は残念ながら今回のワールドカップで活躍できませんでしたが。。。
ワールドカップの話は止めましょうか(笑)
クリケットの写真です。日本ではあまりクリケットを観戦しないと思いますけれど、どなたかクリケットをテレビで観るかたいますか?
奇妙なスポーツだと思ってる方もいるかもしれません。
私もそう思います。とにかく白い線にそって後ろへ前へ走りまわっています。
好きな人はとても晴れた日にピクニックの準備をして観戦しに行きます。
選手たちの白のユニフォームも緑の芝生に映えて、イギリス伝統といった感じがしますね。
最後にテニスについてお話します。
どなたかウィンブルドン大会を観ている方はいますか?
大会は始まったばかりですが、去年はイギリスのアンディ・マリーが優勝しました。
ジョークでイギリスで開催される大会ではイギリス人は勝てないと言われています。なので去年は特別な年だったのです。
決勝はセンターコートで行われますが、センターコートのチケットを手に入れるのは至難の業です。
もし手に入れた人はとてもすばらしいです。
《マナー》
日本人はとてもよいマナーを持っていると思います。
イギリスでもよいマナーを教育しようとしていますが、違う点は、イギリスではなにかにつけすぐ「Excuse me」を言います。
日本語で言えば「すいません」ですね。
冗談で使い過ぎだと言われますけど。
例えば傘がちょっとぶつかっただけでも「Excuse me」と言います。
それとすべてレディーファーストですね。
日本に来た時に、ソバを食べたのですが、どうしても音を立てて食べられなかったです。
小さい頃から音を立てて物を食べてはいけないと言われてきました。
それと誰かが通り過ぎるまでドアを持って開けておいてあげるとか。
日本に来て、食事のマナーや文化がとても特殊なものでしたが、だんだん慣れてきました。
日本に来た時に不思議に思ったのが名刺交換です。
日本ではかならず商談の時などに初めて会う人には名刺を渡します。
それを手元に置いて話をしますが、イギリスではそれがありません。
名刺をいただいたらポケットにしまってしまいます。
私がギャラリーで働いている時に日本人の仕事仲間がそれを見てびっくりしていました。
日本のように名刺はあまり大切ではないのです。
これも冗談ですが、敬語についてです。
敬語を勉強するのはとても難しいです。
未だに混乱する時があります。
特に電話では「いつもお世話になっております」とか、とても早口だと大変です。
友達が英語には敬語はないよね、と言いますけれど、あるんですよ。
ただ日本のような敬語ではなく、言い方でとても丁寧になります。
例えば「Excuse me」の代わりに「I'm terribly sorry to trouble you but」を使うと「恐れ入りますが」のようになり動詞は変わりませんが、なにか他人に迷惑をかけそうな時に使えます。
Please pass the salt
Could you possibly be so kind to pass the salt?
これは丁寧過ぎるいい方ですけど。
イギリスの治安は日本と比べてあまりよくないです。
夜に自宅まで1人で歩いて帰ると言う事はしないです。
イギリスではサッカー観戦の後、お酒を飲んで誰かが悪いことを始めると
それに倣って店先の窓ガラスを割ったり暴動に走ることがあります。
これを「フーリガニズム」と言います。
サッカーの後、人々が争ったりすることです。
一方、日本のファンはワールドカップの試合の後、負けたにもかかわらず彼らの座席を掃除しています。
これを見た私の友達は「すごい!」とびっくりしました。
フーリガン文化のあるイギリスにしてみればこの行動は驚きです。
《政治》
どなたか政治に興味の方いらっしゃいますか?
彼はDavid Millibandという労働党の党首です。
そして保守党、自由民主党と分かれます。
政治についてあまりたくさんお話することはできませんが、ざっくりと言うと、イギリスの政治は北部と南部で区別されているのです。
表を見てもわかる通り、南部は保守党が多いのです。
イギリスはここに問題を抱えています。東京でも一部そういった所があるかもしれません。
ロンドンに富が集まり、地方では低所得が問題になっています。
私が行っていた大学の話をすると、私の大学はここにあります。なので、南から北から人が集まってきます。
どんな年齢の人たちでも話していると、「あー君は南の人だね」とか「北の人だね」というようになります。
北は教育が行きわたっていないし、南は大富豪が多くて、格差があるのが今の問題です。
《ロイヤルファミリー》
日本の人たちにケイト王女(キャサリン妃)についてよく聞かれます。
英国王室は21世紀に入ってから変化しています。
エリザベス女王は1926年生まれですのでかなりお年をとっています。
この写真は1953年に撮られたものですが、彼女が女王になった時のものです。
この時の冠はとても豪華なものですが、今では国民の王室へのプレッシャーもありそういったものは浪費だということで質素になっています。
なので一般の人々と同じ感覚を持たなくてはいけないということで、このウィリアム王子とケイト王女の写真を見てください。
これはジョージ王子と撮ったものですが、普通の家族写真のようですよね。
形式ばってなくて普通でダイアモンドもありません。
彼らは2011年に結婚しましたが、将来彼らが王と女王になることを望んでいます。
国民の考えはひとつではないし、彼らはこういったイギリスの問題にも取り組まなくてはいけません。
イギリスではロイヤルファミリーを国の象徴としています。
日本でも東京に来て元旦に皇居へ行き、皇族方がベランダに出てきた時に、たくさんの人々が大きな声をあげて歓迎していました。
天皇と皇后は大きな象徴なんだなあと感じました。
とてもイギリスと似ていると思います。
ウィリアム王子がケイト王女と結婚する時もすべての人々が協力的だったし、喜んでいました。
《文化》
文化の面でもファッション博物館や自然史博物館もあります。
どなたか自然史博物館に行かれた方はいますか?
とても美しくてびっくりしますよ。主に木がたくさんあるのですが、自然の成り立ちがよくわかります。
ここに新聞を持ってきました。ちょっと不思議かも知れませんが、イギリスでは「言論の自由」とても重要です。
新聞によって違った意見を持っています。イギリス人は議論をするのが大好きです。
これは物事を論じるのにとても大切なことです。
学生たちにラジオのトーク番組を聴かせて、意見を言い合ったりもします。
それを聞いたある日本人の学生がイギリス人は口げんかばかりしてる!と言いましたが、イギリス人にとって社会の中で意見を言い合う事はとても大切なのです。
政治について意見を言い合ったり論じたりしています。
こういった点ではイギリスを誇りに思っています。
《教育》
公立と私立があって私立は両親がお金を払わなくてはいけません。
私立に通うのは人口に対して少ない人たちです。
古い政治家のほとんどが上位2校の私立の学校に通っていました。
イートン校をご存知ですか?
この学校は男子校でお金も沢山払わなくてはいけないし、入学試験もとても難しいものになっています。
エリート校です。ひと握りの人々だけが行ける学校です。
とても力を持っている人が通い、その子供たちも通うようになるのです。
大学のシステムについてです。
通っていた大学では沢山の留学生に会いました。
国際色が豊かになっています。
イギリス人に比べて留学生はとてもお金がかかることを言っておかないといけません。
オックスブリッジ、これはオックスフォードとケンブリッジを合わせた言葉です。
イートンのようにとても伝統的な学校だと思われるかもしれませんが、オックスフォードは色んな考えを持つ学生が沢山いました。
ちょっと過激な人もいるし、政治に興味を持って大学を途中で休学したり、する人もいたり、でも皆とても頭のいい人たちでした。
この写真はオクスフォードの制服ですが、試験を受ける時はこれを着なくてはいけません。
とても伝統的なもので、変ですがしょうがありませんね。
《ワークスタイル》
就労ビザについてですが、イギリスでは簡単に就労ビザが受けとれます。
イギリスには沢山の移民がいます。
仕事時間や通勤時間が日本に比べてとても短いです。
ロンドンの住宅はとても高くなっています。
産業界はあまり景気が良くないので、投資やインターラクティブなものに力を入れています。
《イギリスが面している問題》
イギリスが面している問題や次にしなくてはいけないことをお話します。
私の妹はスコットランドのエジンバラで大学に通っているのですが、近く選挙があります。
それはスコットランドがイギリスから独立するかしないかの選挙なのですが、これは大問題です。
日本で言えば四国が本州から独立するかどうか選挙する、と同じことになるのです。
また、EU議会の選挙も政権にとっての重要です。
次回の選挙において、反EU勢力が多くなっています。
保守党と労働党の議席の争いばかりでなく、EU離脱を唱える党の躍進が政治状況に与える影響も少なくないと思います。
政党が急進派になっていることは確かです。
フランスとイギリスは宗教的にも政治的にも全然違います。
フランスはイスラム教徒にとても厳しく、スカーフで髪を隠していた女子生徒を注意したりします。
イギリスではありえないことです。
アブラハムの立件をご存知ですか?
ロンドンに住んでいる急進派のイスラム教徒であるアブラハムはとても過激な意見を言ったりするのですが、
長い間それを認めてきていましたが、つい最近、裁判になっています。
これはイギリスが言論の自由を認め、論議することを認めている証拠だと思います。
最後にアメリカとの関係、国際的地位についてです。
イギリスはかつて植民地を持ったり、帝国を作っていました。
インドも植民地にしていましたよね。
とても経済的にもよくなりました。
日本やアメリカ、中国といい関係を持って経済に重きを持たなくてはいくべきかいかないか。
どの新聞を読むかにもよりますが。
イラク問題は学生もよく話し合いますが、イギリスはアメリカに追従するべきではないという意見もあります。
アメリカに主導権を持たせるべきではないと言う意見があります。
《家族行事》
私の家族はクリスマスにはバレエを観にロンドンに行きます。
沢山のイギリスの家族がやる特別な伝統的行事なのですが「クルミ割り人形」を観ます。
観た方がいるかどうかわかりませんがインターネットで出してみましょう。
毎年ロンドンのオペラハウスに行って観ます。
とても美しくてすばらしい伝統だと思います。
イギリスには色んな問題もありますが、私たちにはバレエがあります。
それではバレエをお見せしますね。
話を聞いていただいてありがとうございます。
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アナベル・ジェームスさん、お越し下さったみなさま、ありがとうございました!
貨単位はポンド(£)。補助単位はペンス(p)。£1=100p=約170円くらい。
英語が主。ウェールズ語、ゲール語(スコットランド、北アイルランドの一部)も使われる。
こんにちは→Hi!/Good afternoon、おはよう→Good morning!、こんばんは→Good evening!
これいくらですか?→How much is this?、これをください→I'll take this.
ロンドン、バーミンガム、グラスゴー、マンチェスター、リバプール、エジンバラ
バッキンガム宮殿:ロンドンにある宮殿。外周護衛を担当する近衛兵の交代儀式を見物出来る事で有名。大英博物館:世界最大の博物館のひとつで、古今東西の美術品や書籍など約700万点が収蔵されている。ストーンヘンジ:円陣状に並んだ直立巨石とそれを囲む土塁からなり、世界で最も有名な先史時代の遺跡。
地下鉄での移動が料金を安く抑えられる移動手段。料金は高くなるが他にタクシーやミニキャブがある。
地下鉄、電車、バス、タクシーがある。地下鉄、バスがおすすめ。
地下鉄、電車、バスがある。電車はストライキなどで運行されないことも多いので、乗る際は余裕を持って乗ること。
比較的安全な国ではあるが、ロンドンやエディンバラ、グラスゴーなど大都市になるほど犯罪件数が多い。都市部に行ったら気を引き締めるように心がけたい。スリ、置き引きが多い。
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電圧は240Vで周波数50Hz、プラグは3本足のBFタイプが一般的。日本国内の電化製品はそのままでは使えないものが多く、変圧器が必要。
イギリス民族は存在しません。主要な民族はイングランドを中心に居住するゲルマン民族系のアングロ・サクソン人、ケルト民族系のスコットランド人、アイルランド人、ウェールズ人です。 しかし、旧植民地出身のインド系、アフリカ系、アラブ系民族に華僑等も多く住む多国籍民族国家です。
フィッシュ&チップス (Fish&Chips):魚の白身に分厚い衣をつけて揚げたものと、大量のチップス(フライドポテト)が付いた料理です。魚にはビネガーをかけて食べるのが一般的です。
エスカレーターでは右側で立ち、左側を空ける。列(キューqueueという)を作るときはフォーク式(窓口がいくつあっても列に並び、順番が来たら空いた窓口に行く)に。タクシーやバスを停めるときには、横に手を出して合図する。タクシーの支払いは降車後、窓越しに行う。
chugger:(道でチャリティー寄付を集めている人)イギリスの様々なタウンセンターに行くと必ずといっていいほどこういう人に話しかけられます。「Chugger」は犯人や詐欺師という意味ではないのですが、話がとても上手でしつこいので一度話すと中々断りづらくなります。彼らの目標はチャリティーの寄付にサインをさせる事です。「Chugger」というスラングは「charity mugger」(チャリティー系強盗)という皮肉めいたニックネームの省略です。
チーズ転がし祭り:イギリスのグロスター州で行われています。元々、グロスター州の地元だけのお祭りでしたが、現在では、世界中のチーズ転がしファンが参加しているビックなイベントになりました。このお祭りの内容は至ってシンプルです。険しい坂の上から、丸いチーズが転がされます。そして参加者はチーズを追いかけます。(笑)。祭りのコンセプトはシンプルですが、このイベントはとても危ないんです!毎年ケガ人が続出する程の乱暴なお祭りで、入院する参加者も多いです。チーズをキャッチした人は、チーズがプレゼントされます。
キルト(kilt)はスコットランドのスカート状の伝統衣装。通常はタータン柄である。キルトは英語名で、ゲール語ではフェーリア(Feileadh)と呼ばれる。ちなみに男性用であり、女性の民族衣装はない。
イギリスの水道水は、日本の軟水とは異なり硬水の地域が多いが、そのまま飲むことができる。体調が不安な人はミネラルウォーターを買おう。スーパーなどでは500mlで£1前後。炭酸なし(Still)と、炭酸入り(Sparkling)がある。
18歳未満の酒類と16歳未満のタバコの購入は禁止されている。
絶大な人気を誇るのは、10数人の参加者が、用意された企画・ゲーム・コンペティションなどに挑戦し、毎週1人ないし数人ずつ脱落者を決め、最終的に勝ち残った者が優勝する、というフォーマットの番組。大抵の場合は一般視聴者から参加者を募るのですが、有名人が参加者となる場合もあります。
パブはもちろんクラブでも有名なイギリス。夜更けまでパーティしたい人たちのために、遅くまで営業しているバーやレストランが沢山あります。
服:S、M、L→10、12、14 靴:22.5、23、23.5、24→4、4 1/2、5、5 1/2
母国語が英語なのでもちろん通じる。
イギリスはヨーロッパ内で見ると、インターネットが普及している国の一つであり、Wi-Fiと呼ばれる無線LAN環境があるところが多いので、ラップトップを持ち込めば、気軽にインターネットを接続させることができる環境が多く設けられています。
イギリスの携帯電話会社には、vodafoneやorange、T-Mobile、O2などがあります。日本では3Gの携帯が普及していますが、イギリスではまだ第2世代の携帯が主流です。また、携帯メールは基本的にSMSが使用されています。中にはEメール対応の携帯もありますが、日本の様に普及していません。
○労働在留許可・ポイント制度(Points-Based System)
2008年開始の在留許可と労働許可を併せた制度。Tier(階層)1~5に分類され就労者の制限と手続きの簡素化がその目的。個別に設定された規定のポイント数の獲得が必要となります。
■Tier1/成長と生産性に貢献する高度技術移民や投資家・起業家なとが対象。5区分。
◆General/一般
高度技能移住プログラム(Highly Skilled Migrant Programme)、その他。5年以上の保有者は延長または永住権申請が可能。
◆Exceptional Talent/例外的有能者
2011年8月実施、枠数は年間1000。3年4カ月間の滞在が許可された後、2年間の延長が可能。
5年を超えれば永住権の申請が認められます。各分野の学術団体が最も優れた専門家として英
国移民局に推薦した人が対象となります。ちなみに科学(300枠)はThe Royal Society(王立協会)、芸術は(300枠)はArts Council England、技術(200枠)は王立工学アカデミー、人文科学(200枠)はThe British Academy(英国アカデミー)が管轄指定。2013年、推薦書の承認依頼を英国移民局へ申請し、承認の通知が届いた後に査証を申請する形に変更。
◆Investor/投資家
100万ポンド以上の個人資産を英国金融機関に預けられる人、または不動産を含む個人資産が200万ポンド以上あり、100万ポンドを英国の金融機関から投資資金として借り入れすることができる人。2年後以降に永住権申請が可能ですが、投資額や経営実態により滞在延長や永住権取得規定が異なります。また2011年3月、高額投資を行った際に10以上の事業を起業した場合、3年以内に500万ポンド以上の利益を計上した場合、1000万ポンドの投資を行い2年間維持できれば永住権申請の対象となることが追加されました。
◆Entrepreneur/起業家
20万ポンド以上の資金、または政府・金融期間からの資金5万ポンド以上にて起業または事業買収を行う経営者、最低2名のフルタイム雇用を行う人などが対象。3年後以降に永住権申請が可能ですが、投資額や経営実態により滞在延長や永住権取得規定が異なってきます。
◆Graduate Entrepreneur/大学卒業生起業家
英国教育機関の卒業生、英国貿易投資総省認定の海外高等教育機関卒業生の起業家が対象。
■Tier2/求人のある技能労働者(一般、企業内転勤)など4区分。
◆General/一般
大卒レベルの職務が対象。年収約15万ポンドを下回る場合は年間約2万人に制限。中級英語力要。 雇用主は英国移民局(UKBA)による身元引受人ライセンス(Sponsorship licence)の取得が必要。また英国内に該当する人材が見つからない場合や欠員がある場合に限定されます。
◆ICT Intra-company transfer/企業内転勤
1年以上の派遣元企業での就労実績が必要。短期就労(最長1年)、長期就労(最長5年)、Graduate
Trainee(大卒研修生)、Skills Transfer(技術移転)の4つのカテゴリーがあります。
◆Sportsperson/英国のスポーツ産業の発展に貢献できる人が対象。
◆Minister of Religion/ 牧師、布教者、宗教団体関連者
■Tier3/低技能労働者が対象。
明確な労働力不足が認められる場合のみ運用されます。
■Tier4/学生が対象。成人学生、生徒の2区分。
2009年より学生査証はポイント制度に移行。
■Tier5/青少年交流、一時的労働者が対象。5区分。
最長1年間の滞在が認められます。