国際交流イベントBOOK
国際交流イベント開催国を更に詳しくレポート!動画配信&タウン情報もアップ!
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今日はスペインのイベントです。
ステキなゲストをお迎えしています。自己紹介してもらいましょう。
こんにちは!私の名前はキャロルです。スペインから来ました。
首都マドリッドから来ました。ジャーナリストです。
お呼びいただいてとてもうれしいです。
スペインはヨーロッパの南部にあります。地中海に面していています。
EUに属しています。
人口は約4700万人でほとんどがラテン系スペイン人です。
地中海に面しているおかげで太陽がさんさんと輝くとてもいい気候です。
夏は暑くて、冬はそんなに寒くありません。とてもすばらしい気候に恵まれています。
スペイン人についてです。
スペイン人はどんな風に行動するのでしょう。
スペイン人は世界中から来る人たちを歓迎します。
楽観主義でいつも幸せに感じています。
とてもフレンドリーで知らない人とも平気で話をします。
スペインを訪れたら知らない人にも色々と話しかけてくださいね。
人に会ってお互いを知ることが大好きです。
それととても情熱的です。話をする時によく顔や手を動かして表現します。
それをやらないと、友達は「大丈夫?気分悪くない?」とか聞きます。
外人にとっては不思議かもしれませんが。
(D)あなたが話す時に表情を変えたり、手を動かしたりするのは
自然ですよね。ラテンアメリカと似ているところがありませんか?
そうですね。すべて同じとは言いませんが似たようなところはあると思います。
(D)僕が生まれた国もプエルトリコなので
そうですね。ラテンアメリカの国ですからね。
スペイン人は心がとても広いので個人的な質問をしても大丈夫ですし
言いたい意見があれば言っても大丈夫です。
スペインに住むのにそこはとてもいい点だと思います。
フレンドリー、楽観主義で情熱的で心が広いということは
とてもうるさいということです。
スペインを訪れると、1日目から大きい声で話す人、
道で携帯電話で大声で話す人もいてびっくりするでしょう。
しゃべっていることが丸聞こえです。
通りがかりの人に「こんにちは!HOLA!」と言われて
慣れないと困惑してしまうかもしれません。
でもそれが私たちの本当の姿です。私たちはなんでも見せるのが好きなんですね。
もうひとつのスペイン人の特徴は時間に遅れることです。
デートがあっても10分くらいの遅刻は当たり前です。
デートや会議などの約束があっても遅れてもあまり気にしません。
時間通りに行くということが決して重要ではないのです。
これもちょっと残念かもしれません。
こういったこともラテンアメリカの国であることですよね?
(D)はい。プエルトリコでも仕事に5分遅れてもそれは遅刻ではありません。
時間通りということになります。いつも5分遅れです。
会社によっては10分遅れも大丈夫です。
遅れても、その分遅くまで働くといった風にフレキシブルなシステムになっています。
スペインではこの始業時間がフレキシブルな方法がとても有益になっています。
遅れたからと言ってクビになることもないし、法律で守られていると思います。
今までそういったことを見たことがありません。
日本のように遅刻することが悪いことだとはスペインでは思われてないのですね。
それでは次にチップについてです。
スペインも日本と同じくサービス料も含まれて請求されますが
ウェイターがいいサービスをした場合などには
ちょっとチップをあげるといいと思います。
義務ではありませんが、支払が終わった後に
サービスが良かったからとウェイターにチップを個人的に渡すと
いいと思います。
(D)いいですね。(アメリカのように)18%のチップを払わなくてはいけないのはいやです(笑)
でもエキストラのチップを払うと、働く人の励みになるのは確かですよね。
カフェやバーにひとりでいると、話しかけてくる人がいるかもしれませんが
それが普通です。
「どこから来たの?」とか「どれくらいいるの?」「食べ物はどう?」
とか会話をするのもいいでしょう。
恥ずかしがらないで話してみてください。
話したくなかったらそれはそれでいいですけれど。
スペインではスマートフォンを毎日のように使います。
小さい子たちも使っています。
そこは日本と同じですね。
1日中使っている人もいますが、マナーモードにしないで使っています(笑)
電車に乗っていて電話が鳴ってもかまいません。
電車の中で平気で会話しています。
メッセージ受信の音がピピピピ鳴り続けています。
映画館ではさすがにオフにしていますけれど、バスの中などでは
普通に話をしたりしています。1日中うるさいです。
マナーモードはスペインにはありません。
カフェなどでは大きな声で話をしなくてはなりません。
近くの人が大きな声で話しているのでもっと大きな声で話します。
夏などはテラスに出て夜遅くまで大きな声で話しているので
近くの人は寝ることができない時もあります。ちょっとそこが問題です。
夜は静かにするという規則を作らなくてはいけないのですが
強制ではできないので難しいです。
私たちにとって午前2時は「遅い時間」ではありません。
まだ夜ご飯を食べていない時もあります(笑)
なにかを勧められたら一度は断って、それでも勧められたら受け入れていいと思います。
スペインでは日本と違い、どこでキスしたり、手をつないだり
抱き合ったりしても大丈夫です。
文化が違いますから、スペインはふれあいを大切にする国です。
デヴィッド、このインタビューのスタイルどう思いますか?
(D)そうですね。ちょっと不思議に思います。
本当だったらこの位置に来て、もっと近づいて話をすると思います。
そうですよね。私たちは体でコンタクトを取るので
もっと近づいてもいいですよね(笑)こんなことをしたり、こんなことをしたり・・・
(D)この映像を奥さんが見ないといいけど・・・笑
私が既婚で親しい男友達といたら、抱き合ったりしても大丈夫です。
(D)皆さん、こういうのは変ですか?全然知らない人とこんな風に座れますか?
日本ではこれは近すぎですね。
では次に話すことはトップレスになれるということです。
プールとかではあまりしませんが、ビーチに行けば大丈夫です。誰も何も言いません。
夏に太陽を浴びて日焼けするのがいいのです。
日焼けをするのは休暇があって、お金があるという証明なのです。
日焼けが裕福の象徴なのです。
レストランなどではタバコが吸えません。
公共の場は禁煙になっているので、レストランやバーでタバコを吸いたい人は
小さい喫煙エリアに行って吸わなくてはいけません。
友達とディスコやパブに行っても外に出ればタバコが吸えます。中では絶対ダメです。
食べる時はタバコを吸わないほうがおいしいですよね。
食事のマナーですが、友達とレストランに行って
席に一緒に座って同時に食事を始めなくてはいけません。
それと食事も全員が終わるまでテーブルを離れてはいけません。
離れることはお行儀がよくないです。
お会計がテーブルに来たら、お金を払います。スペインでは頭割りするのが普通です。
女性も払います。デートの時でも同じです。
日本ではデートの時、女性は払わないかもしれませんが
スペインでは払わなくてはいけません。
スペインはそんなに危ない国ではありませんが
観光客も多いので、個人の持ち物はちゃんと目を離さないようにしてください。
アイフォンをテーブルに置いて離れてしまったりするのはダメです。
トイレに行って戻ってきたら、なくなっていますよ。
ほとんどの場所でそういうことになるので気を付けてください。
日本とはセキュリティの面でだいぶ違うので、そこは気を付けてください。
ちょっと挨拶のキスの仕方を見せますね。
デヴィッドやってみましょう。
「こんにちは!元気?」
「やあ元気?」チュッ??チュッ??(ほっぺに)2回キスをします。
こんな感じです。スペインでは普通にやります。
スペイン料理についてお話しします。スペイン料理にとても誇りを持っています。
沢山のレストランが世界中にあります。
ちょっと違うのがランチの始まる時間で、スペインでは1時30分くらいから
始まります。3時か4時まで食べています。
12時にはまだ準備ができていません。私たちには早すぎます。
メンデリーヤと呼ばれる2つのコースとデザートとドリンクがついているものがあります。
スペイン料理を楽しめるし、安くてお勧めです。
次はディナーについてです。ランチが遅いのでディナーも遅くなります。
ディナーは9時に始まります。11時に始まる時もあります。
週末になれば11時は当たり前です。7時にディナーというのは早すぎます。
ディナータイムが始まるのを待たなくてはなりません。
タパスはご存知かと思いますが、タパスというのはバーなどで
飲み物と一緒に注文できる小皿料理のことです。
スペインの外では「タパスレストラン」を見かけますが
スペインではタパスはバーで出されます。
タパスはバーによって無料な所もあるし、お金を払わなくてはならない所もあります。
タパスでは色々違うものを注文することができます。
日本の居酒屋はスペインのバーにとても似ていると思います。
飲み物を飲みながら小皿料理を注文しますよね。
居酒屋との違いは時間だと思います。
12時にレストランでランチが食べられなくてもタパスを注文することができます。
食べ物についてです。
パエリヤは国際的にも有名な食べ物ですね。
ハモン・セラーノもとてもおいしいです。
日本でおいしいものを食べようとするととても高いです。
スペインに行ってぜひ食べてください。
ガスパチョは冷たいトマトスープです。とてもおいしいです。
スペインのワインもおいしいです。
シーフードについてです。日本人は世界でも魚を沢山食べる国民ですよね。
スペインも2位か3位だと思います。魚が大好きです。タコも食べます。
スペインで勉強したいのであれば沢山大学があります。
現在も世界中から学びに来ている交換留学生などが沢山います。
英語さえ話せればスペイン語は生活しながら学べます。
交通の便もいいですし、学生にはとてもいい環境です。
スペイン語を勉強したいですか?
もしそうであれば、スペイン語と地方の言葉で授業をする所は避けた方がいいと思います。
それでいいといいなら、大丈夫ですがとても難しいと思います。
仕事についてです。
1週間に40時間働きます。
30日の休暇があります。ほとんどは7月か8月に休暇を取ります。
その他に14日休暇があるので、悪くないですよね。
就労時間は朝9時から夕方6、7時くらいまでです。
1時間昼休みがあります。
スペインというと「シエスタ!」と思われるかもしれませんが
シエスタは過去のもので現在はありません。私はシエスタをとったことがありません。
現在シエスタをとるのは小さい子供だけです(笑)
「スペイン人=シエスタ」ちょっと悲しいです。
職についてですが、去年は重大な経済危機があったのでとても大変です。
次に家族について話します。
スペインでは家族がとても大切です。家族のことにとても気を遣います。
ほとんどが大家族で一緒に住んでいます。
子供の教育も6歳から16歳まで無料、健康保険制度も家族全員を保障してくれて無料です。
日本とは違います。
住宅については、日本で住居を借りると部屋にはなにもありませんが
スペインでは家具付きになっています。
なにもない住居を見つけることのほうが難しいです。
引っ越す時に色々と揃えるのは大変ですよね。
スペインではアパートを変えたりするのはとても簡単です。
税金は24%~52%、収入によって違います。子供がいたらまた税金も変わってきます。
主食になるものや本は4%ですが、他のものはほとんどが21%です。内税になっています。
経済危機の後、政府はまた税金をあげたので今はとっても高いです。
スペインは観光にとてもいい国です。
気候がとても良いし、太陽と笑顔の国です。
すてきなビーチが沢山あります。
ここにはビーチがきれいで水が汚れていないのでブルーの旗が立っています。
100以上の良質なビーチがあります。
素晴らしい風景もあります。サグラダファミリアは変わった建物としてとても有名です。
スペインの観光業は重要な収入の一部です。
スペインで何をしたらよいでしょう?
南スペインでは太陽の下でビーチや島を満喫してください。
バルセロナ・セビーリャ・コルドバへ行けば、文化を感じることができます。
ステキなアクティビティがあります。
カミーノ・デ・サンティアゴを聞いたことありますか?
これは中世期に始まり、巡礼の旅です。今では世界中から人々が集まってきます。
毎日30㎞くらい歩くのですが、無料の宿泊所が提供されます。
世界中の人に会うことができ、宗教的な旅ができます。
私はやったことはありませんが、多くの人が行ったと聞きます。
お祭りも沢山あります。
フラメンコや火祭り、トマト祭りもあります。
トマト祭りはとても有名でトマト投げをします。
トマトを投げ合って戦うのです。
トマトが沢山取れるので、小さい町が始めたことです。
やってみたら面白いので、年々評判を呼び、
今では世界中から参加者が来るようになりました。
とても面白いです!血ではないので心配しないでください(笑)
バカみたいなパーティーですけどとても楽しいですよね。
これはサンフェルミン祭り、牛追い祭りです。
とても有名です。
これを忘れていました。セマナ・サンタ(聖週間)です。
すてきで美しいお祭りです。このお祭りは特に南スペインが有名です。
大きな都市のマドリッド、バルセロナ、バレンシアなどでは
ナイトライフも楽しめます。
ブランド物も日本より安いのでマドリッドなどでは
日本人はたくさん買い物してお金を落としていきますよ。
ガウディの建築物も有名です。とても革新的ですばらしい建築物です。
パエリヤは元々バレンシア地方のものです。
スペインどこへ行っても食べられますが、もともとはバレンシア地方の
食べ物だったのです。
地方によって多種多様なパエリヤを食べることができます。
シーフードもおいしいので、色々なシーフードを楽しむことができます。
スペイン中部にはローマ帝国に占領された時期があります。
これはセゴビアです。この写真をみるとローマ帝国の影響を受けています。
この写真はとてもよいビーチですがカナリア諸島にあります。
とてもテイデ山という高い山があって富士山よりちょっと低いくらいの山です。
活火山ではありません。カナリア諸島はとても楽しい場所です。アフリカに近いです。
イビサ島はたくさんのDJが行くので有名な島です。
ヨーロッパの人たちがパーティーをしに行く島です。
パーティーだけをしに飛行機に乗ってわざわざ行きます。
パーティーだけのための島です(笑)
南スペインにはとても美しいコルドバという世界遺産があります。
アブド・アッラフマーンの時代に建てられた素晴らしい建築物があります。
とても暑いので街の建物は全部白く塗られています。
熱が中に入らないようにしているので中はとても涼しいです。
これがだいたい私のスペインの説明ですが、なにか質問ありますか?
(A)クリスマスはどんな風ですか?
クリスマス=ナビダですね?
イエス・キリストが生まれた日、クリスマスをお祝いしますが、
欧米諸国とはちょっと違います。
一般的には25日にお祝いしますが、私たちは1月6日まで続きます。
(D)東方3賢人の日(Three Kings Day)ですね?
そうです!知っているんですね?
(D)プエルトリコでも同じです。
やはりスペインの影響を受けているからですね。
クリスマスプレゼントは12月25日ではなく1月5日の夜に子供たちに配られます。
スペインのクリスマスは長いのです。スペインの子供たちは待ちきれないでしょうね。
最近ではその日の間にもらってしまうこともあるようですが
ほとんどの子供たちは1月まで待っています。
(A)現在バスク地方の人々は今でもバスク語を話すのですか?
バスク語は今でも教えられているのでしょうか?
バスク語はバスク地方で古い町の年配の人によって使われていましたが
最近ではまた学校で教えるという動きがあるようです。
大きい町ではもう話されてないと思います。
失ってはいけないものだとわかってまた学校で教えるようになっています。
カタルーニャとはまた違っていてカタルーニャ語は19世紀からずっと使われていて
途絶えたことがありません。
(A)ラテンアメリカ諸国とスペインの文化で違うところはなんですか?
私の見方ですがラテンアメリカのほうが少し保守的かもしれません。
女性の地位から言えば、スペインの女性の方が自由と力を感じます。
スペインのほうが男女平等を感じられます。スペインのほうが開放的
ですかね?どう思いますか?
(D)そうですね。ラテンアメリカにはとてもたくさんの人がいて
プエルトリコを含めコスタリカ・ニカラグア・キューバ・コロンビアなどの国があります。
プエルトリコはとても信心深くてカトリックの人々です。
同性愛者は絶対結婚できないし、違法です。家族に逆らうことになります。
ある意味では保守的ですが、気持ち的にはとても開放的な民族だと思います。
共通点も沢山ありますが、いくつかの違いはとても大きい違いがあります。
そしていくつかのものはあまり違いません。
でもスペイン語が話せれば家族のように感じられますよね。
ラテンアメリカの人たちはスペイン語をしゃべるし
ちょっとした言葉の意味の違いはあっても大丈夫です。
イギリスの英語とアメリカの英語もちょっと違うように経過によって変わってきます。
でも同じルーツを持っているのです。
ですからスペイン人もラテンアメリカのことを理解するのは簡単だと思います。
同じルーツを持っていますからね。
(A)経済問題のことをお話しされていましたが、スペインに行くと
中央アメリカの人たちやアジア系民族も働いていますが、
人種差別などの問題はありますか?
はい。どこへ行ってもそういう問題は起こります。
経済問題が起こってますますそういった人種問題が引き起こされていると思います。
自分たちの仕事を盗んだとかいう感覚になるのかもしれません。
実際、現在仕事を見つけるのはとても難しいと思います。
スペインでお金を貯めて国に戻る人が多くなっているのは確かです。
(A)あなたはマドリッド出身ですが、カタルーニャの独立についてはどう思いますか?
私はどうして離れたがっているのかよくわかりません。
スペインは団結してEUに参加するべきだと思うのに
この地域がどうして独立したがっているのか理解できません。
スペインと違う旗を持って、独立を叫ぶ人たちには同意できません。
今ではカタルーニャの人々の半分は独立を望み半分は望んでいないと思います。
スコットランドの記事を読みましたが、それも同じ状況です。
沖縄の一部の人たちも国には属したくないという人たちもいますよね。
それと同じだと思います。
こういった問題も実は経済的問題から起こってくるものだと思います。
経済状態がよくないので、独立して自分たちでやる方が、経済状態が
よくなるのではと思っているのでしょう。
独立してもEUから離れてしまうのでこれは大きな問題だと思います。
経済問題は悪化する一方です。
経済立て直し、貨幣を変える、商業協定も失う、など独立したら問題が悪化するばかりです。
良くなるどころかなにも変わらないと思います。
(A)スペインでは大晦日にブドウを食べるのはなぜですか?
マドリッドでは大晦日にブドウを食べながら年越しをします。
プエルタ・デル・ソルにある大きな時計台が12回鐘を鳴らすので
それに合わせて12個ブドウを食べます。
鐘の音に合わせて12個全部食べられたら、新年にいいことがあるというわけです。
スペインでは全員がやると思います。
スペインの小さな町でも街の建物に集まってそれをやります。
(A)ブドウをいくつ食べるのですか?
12個です。
(A)バルサとマドリッドどちらが好きですか?
マドリッド出身ですからレアル・マドリッドのサポーターです。
(A)私はバルサです。
え~どうしてですか?(笑)スペインに行ってサッカーの試合を観るのもいいですね。
サッカー大好きです。
通貨単位はユーロ€、補助通貨単位はセント¢。それぞれのスペイン語読みは「エウロEuro」と「センティモCentimo」となる。€1=¢100=約146.12円(2014年4月1日現在)。
公用語はスペイン語(カスティーリャ語Castellano)。ほかにカタルーニャ地方ではカタルーニャ語Catala、ガリシア地方ではガリシア語Gallego、バスク地方ではバスク語Euskeraも公用語として併用されている。
やあ!!(おはよう・こんにちは・こんばんはの全てを 兼ねる万能の挨拶) Hola(オーラ)
いくらですか?→Cuanto cuesta? (クアント クエスタ?)スペイン語の疑問文は語尾を強く長く発音します。/もっと安くしてください→Mas barato, por favor. (マス バラット ポルファボール)ポルファボールとは、英語のPLEASEです。 マスはMORE,バラットはCHEAPです。
マドリッド、バルセロナ、バレンシア、アンダルシア
サグラダ・ファミリア聖堂(Temple de la Sagrada Familia)は、アントニオ・ガウディが生涯をかけて設計・建築にあたった寺院。スペイン内戦の影響もあり、ほとんど残っていないわずかな資料をもとに、現在もなお建築は続けられており、完成は2026年前後といわれています。独創的な尖塔は、最終的には18本になる予定!
市内へは空港バスや路線バス、RENFE、タクシーなどが利用でき、20~30分程度でアクセスできます。
スペインのバスは、ほぼ全国を網羅。鉄道が不便な地域までカバーしています。地方へ行くと、鉄道よりもバスの方が便数が多く便利なことも。また、市内のいたるところに地下鉄の入口があり、市内を移動するには便利。赤い菱形で青地に白抜きの「metro」が目印。
長距離特急列車「アルタリア」「ユーロメッド」などがあります。また、近隣国へは国際列車の「タルゴ」や夜行列車の「エリプソス」「ルシタニア」も便利です。
マドリッドやバルセロナなどの大都市や観光地で、スリ、置き引き、ひったくりといった窃盗被害が発生している。地下鉄や繁華街の雑踏など、人が密集している所などでは特に注意が必要。
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電圧は220Vで、周波数は50Hz、プラグはCタイプ
ラテン系を中核とするスペイン人が多数を占める。一方で統一以前の地方意識が根強く、特にカタルーニャ、バスクなどの住人はスペイン人としてのアイデンティティを否定する傾向にあり、ガリシアやカナリア諸島の住民も前二者に比べると、穏健ではあるが、民族としての意識を強く抱いている。
パエリア:スペイン東部のバレンシア地方の郷土料理の1つ。
パエジェーラと呼ばれる専用のパエリア鍋(両側に取っ手のある平底の浅くて丸いフライパン)で調理する米料理です。
スペインの文化として今も残っているシエスタは、14:00から2時間ほど時間をかけてゆっくりとお昼を食べる文化です。一般的にシエスタの時間に一度家に帰って家族と一緒にお昼ごはんを食べ仕事に戻るようです。
Sobremesa(ソブレメッサ):食事の後に、食事を共にした相手とおしゃべりをする時間。「sobre」は「〜の上」という意味で、「mesa」は「テーブル」という意味です。まさに「テーブルについたまま、する会話」というニュアンスでしょう。
サン・フェルミン祭:小説『日はまた昇る』で英語圏の人々に知られるようになり、世界的にもっとも有名なスペインの祭礼のひとつ。エンシエロ(牛追い)が有名で、牛追い祭りの別名で知られる。ただし、エンシエロはスペインで闘牛の前に広く行われていた催しで、特にナバーラ州には数多くの祭礼でエンシエロが実施されている。
セビージャのフェリア:男はコルドバ帽、女性は大きな櫛にバラの飾りの水玉の衣装、でも最も華やかで豪華なのがバレンシアのtraje tradiconl、錦糸銀糸の刺繍を施した衣装、銀細工の櫛総刺繍のマンティージャ(ベール)、シルクで出来た刺繍のデランタル(エプロン)、首元にはシルクの刺繍で出来たマンテレータ(スカーフ)、全ての衣装の値段は高級車が一台買えるそうです。
ほとんどの地域では水道水も飲用できるが、水が変わると体調を崩すこともあるので、敏感な人はミネラルウォーター(アグア・ミネラルAgua Mineral)を利用したほうが安心。
スペインでは16歳未満(州によっては18歳未満)の飲酒と喫煙は禁じられている。
“1, 2, 3 Responda Otra vez”(1,2,3、もう一度答えて!) これはスペインのテレビで、何年もの間大人気だった番組です。番組の内容としては、数人の出場者が賞金を獲得するために色々なチャレンジを乗り越えていきます。ただ、単にクイズに答えるわけではありません。間でスペインのコメディアン、マジシャン、歌手などが登場してパフォーマンスが行われます。番組は人気を集めて、10期もの間オンエアされました。
ヨーロッパ中で最もクレイジーなナイトライフを誇るスペイン。中で決して眠らない町として有名なマドリード!まず、バルでわいわいと腹ごしらえをするのが典型的。そしてバルやディスコテカのはしごが始まります!朝6時前の帰宅を期待しないでください。
服:S・M・L→32・34・36、靴:22・23・24→35・37・39
あまり通じない。日本人並み。
スペインのある程度大きな街中にはインターネットカフェが結構あるので、ネットを利用したい時は便利です。店舗によっては入りやすい雰囲気で気軽に利用することができます。しかし、日本語対応していない所がほとんどなので日本語の閲覧はできても日本語を打ち込むとこはできません。料金はお店によって異なり、また、混み具合によて料金が変わる場合もあります。一般的な料金は、30分€1程度です。
スペインでも携帯電話が普及しており、街中で携帯電話を利用してテキストメッセージを送る人たちの姿をおおく見かけます。しかし、日本よりも初期費用が高いため、カメラ付き携帯電話を持っている人は日本に比べて多くなく、一度携帯電話を購入するとその本体を長く使い続ける傾向にあります。スペインの携帯電話会社には、Movistar(Telefonica)やvodafone、orangeなどがあります。本体とSIMカードは分けられているので、好きな組み合わせで利用することができます。
○就労査証
スペインで働くには、日本で就労査証を取得して入国後、現地にて就労用居住許可証を取得することが必要。雇用される場合の就労査証発給には、申請職種が該当地域において労力不足であること、EU国籍者が同様のポストに就職を希望していないこと、雇用主が社会保険加入を保証することなどが必要。 日本人雇用の必要性を説明した正当な理由書の提出も必要となり、この理由書が最も重要視される傾向にあります。尚、日本人の就職先は多くはないものの、日本食ブームが続いているため日本レストランへの就職は好調。
<取得手順>
1>先ず雇用主が採用通知書と採用理由書を添えて地方労働当局(Direccion Provincial de Trabajo)へ提出し、受付書類(Oferta de Trabajo para Trabajadores Extranjeros)をもらいます。
2>被雇用者はこの受付書類などを揃え、通常は在日スペイン大使館へ就労査証を申請。本人の他、代理人でも可能ですが委任状などの証明書類が必要です。通常4ケ月半以内に審査結果が通知され、期間内に回答がない場合は不許可。また希望者にはマドリッドの裁判所に控訴するための証明書が発行されます。審査が通過した場合は2ケ月以内に本人が出頭し、査証を受領。
3>就労査証にてスペイン入国後、就労用の居住許可証を取得。申請に必要な書類は就労査証発給時に全て返却されます。
<申請書類>
・査証申請書と写真(4.5x3.5)4枚 ・パスポートとコピー1通
・無犯罪証明書またはスペイン警察発行の証明書の原本とコピー1通
・健康診断書(大使館指定用紙)とコピー ・労働許可申請受理書(受理日から3ケ月以内のもの)
・連絡先を記載したメモ ・返信用定形封筒2通 ・査証手数料無料