国際交流イベントBOOK
国際交流イベント開催国を更に詳しくレポート!動画配信&タウン情報もアップ!
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1月31日(日)に、国際交流イベントVol.34 ~アルゼンチン~を開催しました。
ゲストスピーカーには、アルゼンチンの首都ブエノスアイレス出身のAbigailさんにお越しいただきました。
【地理について】
アルゼンチンは南アメリカに位置しています。ということは、南半球なので今は夏です。
だいたい40℃くらいになっている所もあります。
とても大きい国なので、場所によって違う気候になっています。
北の地方が暑くて、南の方が寒くなります。これは日本と真逆ですよね?
アルゼンチン全体でも地方によって多様な文化やや気候があるのです。
写真をお見せしながら、その多様性の説明をしていこうと思います。
では初めに国旗をお見せします。
上の青は空を表していて、下の青は海、真ん中は太陽です。
ブラジルとアルゼンチンにまたがっているイグアスの滝は有名ですね。
2つの国にかかっている世界的に魅力のある場所なので、行く機会があったら是非行って見てください。
その他に砂漠もあるし、世界で最南端の街もあります。一番南極に近いです。
私の故郷であり、首都はブエノスアイレスです。
もしアルゼンチンを訪れたければ、私たち国民がどんな風か知りたいですよね。
俗に言われるのが、イタリア人やスペイン人のようだということです。
とても温かい民族で、ちょっと興奮すると文句を言ったりもしますが、人を笑わせるのが好きで、とても賑やかで明るいです。
でも他の南アメリカの国と比べるとよりヨーロッパ風なところがあります。
イタリア人やスペイン人に似ているところがあるのです。
70%の人がヨーロッパに起源を持つ人たちです。
【ライフスタイル】
カフェやレストランでは10%のチップをあげます。
日本に比べたらちょっとサービスはよくないかもしれませんが、とても温かいサービスを受けることができると思います。
約束の時間についてですが、招待されて「9時に家に来て」と友達に言われて、9時ぴったりに行くのはとても失礼になります。
その時間にはまだ料理を作ってるかもしれないからです。
なので、9時に来てと言われたら9時半くらいにいくのがいいと思います。
もちろん、仕事や学校に行く時は10分以上は遅れるべきではありません。
でもバスや電車はいつも遅れているので、ちょっと我慢しなくてはなりませんね。
意見を言うのを恥じらってはいけません。
気持ちを話すのはとても大切なことです。
何が好きで何が嫌いかをはっきりと言ったほうがいいのです。
私たちは話し合うのが好きで、意見を聞くことが好きです。
タクシーの運転手も意見を言い合うのが好きです。怖がらずに話してください。
友達や家族はとても身近な存在です。
アメリカでは大学に行く時に、実家を普通に離れますが、私たちはいつも家族の近くにいるようにします。
絆がとても深くて、家族とご飯を食べたり、友達と出かけたりするようにしています。
贈り物や飲み物など、なにか勧められたら、断らないのが礼儀です。
断ると言うことが、あまりよいことではないのです。
私たちはスペイン語を話しますが、本当のスペイン語とは少々違い、発音や語彙が変わっているところがあります。
例えばスペインのスペイン語で「ミアモアビガユ」(私の名前はアビガユです。)ですが、
アルゼンチンのスペイン語では「ミシャモアビガユ」と発音します。
ちょっとした発音の違いはありますが、スペイン語を勉強していれば問題はありません。
挨拶をする時は頬にキスをします。
とてもカジュアルで、ボスに挨拶する時も同じです。友達にも家族にも同じです。
日本では敬語がありますが、アルゼンチンには敬語がありません。
治安ですが、ちょっと怪しいと感じたら建物の中に入れば大丈夫です。
自分でまわりに気を付けていれば大丈夫なので、心配しないでください。
【食文化】
食文化についても知っておいた方がいいですね。
昼食は午後1時から午後3時の間に摂ります。夕食は午後9時から11時の間です。
お昼はオフィスで働いていれば職場で決められた時間に食べることになります。
夕食は仕事から帰ってきた後に食べます。
そのほかにミリエンダというおやつの時間があります。
午後5時から8時くらいの間でコーヒーや甘いものを食べます。
この写真ですが、お昼ぐらいの量を食べてますよね。
そしてミリエンダにはマテというお茶を飲みます。
お茶を飲む丸いカップはカボチャからできています。
ここに茶葉を入れてストローを入れ、回し飲みをします。
円座して飲んだらお湯を足しながら次の人にカップを回していきます。
これは友情や信頼を培うものです。
ストローはいちいち洗ったりしないので、ちょっといやかもしれませんが、飲みたくない時は「ありがとう」と言って断ればいいのです。
回ってくるたびに毎回言う必要はありません。
もうひとつ、アルゼンチンの食文化で独特なものはアサドというバーベキューがあります。
これはただのバーベキューではなくて肉を選んで肉を切るところから始まり、火を起こしてすべてやるのです。
この写真はなんだと思いますか?これはどこでしょう?なんでしょう?
誰かわかる人いますか?
「湖ですか?」
実を言うと、これは地面が塩でできているのです。たくさんの塩が空に反射しています。
アルゼンチンの北部にあって「サルタ」というところにあります。
とても美しい所です。地面の塩をなめることもできます。
ミネラルを含む自然の塩ですからね。
イグアスの滝「カタラタス・デル・イグアス」と言いますが、とても美しく世界の中で行くべき場所とされています。
これはブドウ畑です。アルゼンチンはワインでもとても有名です。
ワインと一緒にチーズやソーセージを楽しむことができます。ピカタもいいですね。
【生活】
生活するのに必要な費用は日本に比べてとても安いです。
収入も低いのも事実です。
私を例にとってみると、大学卒で初めての職に就いた場合、月給は13万円くらいです。
とても低いですよね。
でもそれが生活に合っている額なのです。この金額で快適に暮らせます。
専門職であったり、マネージャーになればもっと高いお給料をもらえます。
アルゼンチンペソが通貨です。現在アルゼンチンペソはとても弱いので
日本の標準に比べてお給料が安いということになります。
【首都ブエノスアイレス】
首都のブエノスアイレスについてちょっとお話しましょう。
人口は約300万人です。
ブエノスアイレスは独立していて自治市になっています。
南アメリカで2番目に大きい都市で、タンゴが生まれた町でもあります。
とても美しいショーを見ることができます。
ブエノスアイレスでタンゴを踊っている人たちはとても美しいです。
ブエノスアイレスはとても賑やかで忙しい町です。
コルドバはとても穏やかでゆったりした美しい町です。
アルゼンチンで一番古い大学がコルドバにあります。文化と教育の街です。
またクルサリヨンサンタフェに住んでもいいかもしれません。
サンタフェ州で2番目に人口の多い町で、首都ではありませんがブエノスアイレスにも近いので、仕事で行った時にでもよってみるといいかもしれません。
【移民の国】
私たちの曽祖父母たちはスペインとイタリア出身と言ったように、アルゼンチンにはヨーロッパを起源とする人たちが沢山います。
アルゼンチンの人は元々は移民だったのです。
スペインやイタリア、ギリシャ、イギリス、ネイティブアメリカ人からの移民が多いです。
アジア系とユダヤ系もいます。
日本人のコミュニティも大きくて、祭りなど、色々なイベントもあります。
日本語を学んだりすることもできます。
この写真は日本庭園です。とてもきれいな日本庭園があります。
日本語の学校もあり、スペイン語で勉強した後、日本語学校に行くことができます。
ほとんどの先生が日系2世なので日本語をしゃべることができるのです。
アルゼンチンでできることと言えば、スペイン語を学べます。
日本人学校があるとお話しましたが、スペイン語を日本語で学べるのです。
スペイン語を学ぶのは大変かもしれませんが、日本語で学べるというのはより簡単にリラックスしながら学べるかもしれませんね。
【教育について】
大学に通うのであれば沢山の種類のコースと課程があるので色々と選べると思います。
アルゼンチンの教育はとても良いですよ。
それと、タンゴを学ぶのもいいと思います。フィレテという芸術も学ぶことができます。
大学も無償で行けます。
私立の学校はお金がかかりますが、そんなに高くありません。
お子さんのいる人は、問い合わせてみるといいと思います。
公立の中学校高校教育の場は子供たちにとってちょっと危険かもしれません。
いろいろなグループがいるので。
でも大学に入れば無料だし、全然問題ありません。
【アルゼンチンで働く】
職についてお話します。
まずアルゼンチンの日本人コミュニティについてです。
私の日本語の先生は日本から来ていますが、ビザを持っていません。
でも日本人コミュニティがビザを取るのを手伝ってくれます。
そのうえで色々なことを教えてくれます。
日本語や折り紙、生け花など、日本文化の様々な面を教えてくれます。
これは私の通っている日本語学校の住所ですが、興味のある方はメモしてください。
ここに行けば、アルゼンチンに住む方法を教えてくれます。
アルゼンチンで働くにはスペイン語が必要です。
スペイン語のレベルがそんなに高くない場合、職を得ることは難しいです。
なのでこの日本語学校を紹介しました。
一般的に仕事は9時始まり、5時終わりで、8時間~9時間、時には10時間になる時もあります。
大きな都市ではない、小さな町では2時から5時まで休憩を取るところもあります。
ボーナスは7月と12月に半月分出ます。
1年働いた後、14日の有給休暇をもらえます。
ということは2年働けば約30日の有給休暇をもらえるということになります。
その後、少しずつ休暇が増えて最高で40日の休暇をもらえるようになるのです。
ちゃんとした仕事につけば、健康保険や、労働基準も守られますが、そうもいかない仕事もあります。
未就労者は人口の8%と言われていますが、残念なことに実際はもっといると思います。
皆さんが、アルゼンチンに来れば日本語など色々なスキルを教えたりできるので困ることはないでしょう。
もしアルゼンチンに来て住みたいとなれば、きちんとした援助があります。
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これで私のスピーチはだいたい終わりですが、ここで何か質問はありますか?
何か、聞きたいこと、話し合いたいことがありましたら是非おっしゃってください。
Guest:世界的にアニメや漫画がとても人気ですが、アルゼンチンではどうですか?
アニメや漫画のCMがあり、とても人気があります。
一部の日本語学校の生徒たちが漫画を持っています。
6年前まではアニメのテレビ番組はなかったのですが、だんだんと人気が出ています。
また日本文化や漫画の愛好家のコミュニティもあります。
とても漫画やアニメに感謝しています。
Guest:アルゼンチンの友達があなたに連絡をとってアニメや漫画を頼んだりしますか?
はい。時々あります。新しい漫画を送ってくれとか、きゃりーぱみゅぱみゅの情報とか、時々教えたりしています。
Guest:アルゼンチンにはたくさんの世界遺産があるとテレビで観ましたが、いくつか紹介してもらってもいいですか?
お話したイグアスの滝は自然遺産です。
東のミソンイス遺跡もあります。
パタゴニア地方はとても美しく、南にあり湿度のある地方です。
恐竜の化石が発見されました。
アルゼンチンの博物館に展示されています。
アルゼンチンにはまだインディアンも住んでいるので、部族を訪れて彼らの文化を見学することもできます。
博物館に行くと、彼らの使っている楽器なども展示されていて特別なものになっています。
D:アルゼンチンと日本の文化の大きな違いは何ですか?
ひとことでは説明できませんが、ひとことで言うとしたら、アルゼンチンは「のんき」でしょうか?
到着時間も守らないし、規則も守らない民族かもしれません。
ある意味、ひどいと思うかもしれませんが、それが普通になっています。
いい例を挙げると、9時半発のバスが来るとしたら日本では9時25分には停留所に行きますよね?
でもアルゼンチンではバスは10時に来たりします。
運転手が道に迷ったのかトイレに行っているのか理由はわかりませんが、規則があってないのと同じです。
そういったところにはとても緩い感性をもっているのかもしれません。
私は日本人ではないので、判断に困りますが、規則を忠実に守る日本人にしてみれば困惑しますよね。
Guest:アルゼンチンでは日本のことを学ぶ機会はありますか?
高校でアジアの一部のことを地理で学ぶことはありますが、近い北アメリカや南アメリカの地理を学ぶ時間がほとんどです。
大学に行けば「東洋学」の専攻があります。
日本文化を専攻して大学を卒業することもできます。
Guest:アルゼンチンでは結婚後も女性は働きますか?
いい質問ですね。アルゼンチンでは多くの女性が結婚後も働きます。
結婚は女性と男性のものだという考えだと思います。
それと収入が低いので共働きをして収入を上げなくてはいけません。
特に最近アルゼンチンの女性は独立していて、ほとんどの女性は主婦にはなりたがらず、勉強して働きたいと思っています。
もちろん子供の面倒を見なくてはならないので、そういった時に問題が生じる場合があります。
女性が働くのは一般的です。でも田舎の方に行くと半々かもしれません。
アルゼンチン人の気質についてもうちょっと話しますね。
人をからかったり、人に軽口をたたいたりするのが大好きですが、タクシー運転手と口げんかしたりもしますが、
基本、とても明るくて温かい人たちです。
アルゼンチンに行けば、必ず歓迎してくれます。
南アメリカの人たちは、温かく気軽で親近感があります。
挨拶で誰にでも頬にキスをしたりすることからもわかりますね。
大学で教授に会って、知らない人であれば手を振るくらいですが、知っている教授であれば頬にキスをして挨拶します。
それが普通です。
文句を言ったり、普通にします(笑)
アルゼンチン人に「今日は嫌な日だ」と言うと、
「僕の方が君よりずっと嫌な日だったよ」と返ってきます。
ほとんどの人がそう答えるでしょう。
アルゼンチンはとても大きな国で日本の約10倍ぐらいですから、文化も多種多様です。
アメリカ合衆国はアルゼンチンより大きいですが、私たちも大きい国だという自負があります。
Guest:日本語は話せますか?
ちょっとだけ話せます。
Guset:私はスペイン語が話せます
(ここでスペイン語で会話)
アルゼンチンでは時々停電があるというお話でした。それは本当です。
特にブエノスアイレスではここ最近急発展したので、電力不足になっています。
特に夏です。ひどい嵐が来たりすると、3日間停電してしまったり悲惨です。
いつも文句を言うのですが、電気会社もとり合いません。
それがとても大きな問題です。
スペイン語お上手ですね!
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ゲストスピーカーのAbigailさん、お越し下さったみなさま、ありがとうございました!
通貨単位はアルゼンチン・ペソArgentina Peso。略号は$。補助通貨はセンターボCentavo。記号は¢。1ペソ=100センターボ。変動相場制。1ペソ15円くらい。
スペイン語。そのほかに英語、ドイツ語、イタリア語、フランス語および多少の先住民言語も使用されている。
こんにちは→Buenas tardes(ブエナス タルデス)、おはよう→Buenos días.(ブエノス ディアス)、こんばんは→Buenas noches(ブエナス ノーチェス)
おいくらですか?→Cuanto cuesta?(クアント クエスタ?)、これをください→エスト ポル ファボール(Esto,por favor)、○○はありますか?→(ティエネ ○○)
ブエノスアイレス(首都)、コルドバ、ロサリオなど
イグアスの滝:イグアスの滝は一つの滝ではなく、大小約275の滝が半円形で70mの高さから流れ落ちる大瀑布です。この大瀑布の最大の見どころは、「悪魔の喉笛」(Garganta del Diablo)。「悪魔の喉笛」からは、轟音とともに流れ落ちる水と水しぶきが作る、多数の虹を見ることもできます。
タクシー、バスが主流。最も安全なのはレミースという予約制のタクシー。空港内のカウンターで申込み、料金を支払います。一般のタクシーより高めですが車種は大きく快適。
主な交通機関としては、タクシー・レミース・コレクティーポ(市内バス)・スプテ(地下鉄)があります。特に市内バスは乗りこなしが大変ですが。市内の隅々まで路線を網羅しています。旅行者におすすめなのは安くてわかりやすい地下鉄です。
アルゼンチンでは、整備された国道を通ってバスが全国を網羅しています。長距離を移動するにはかかせません。
市内では観光客を狙った盗難事件などが発生しており、日本人観光客が狙われるケースも報告されている。特にサン・マルティン広場、5月広場、フロリダ通り、オベリスコ、サン・テルモ地区などの観光名所で起きており、相手に気付かれないように背中にマスタードやケチャップといった類のものをかけ、親切に拭いてあげるふりをしてバッグを盗む。盗難、強盗、紙幣のすり替えなど。
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電圧は220~240ボルト(V)で周波数は50ヘルツ(Hz)。プラグは3穴のBFタイプを中心に、C型、Oタイプ、SEタイプがある。
アルゼンチンの国民はヨーロッパ系が85%、メスティーソおよびインディヘナなどが15%である。もっともヨーロッパ系アルゼンチン人の占める比率は89.7%から97%と資料によって大きな差があり、近年の研究では実はアルゼンチン国民の56%に先住民の血が流れていることが明らかになっており、自らを白人だと認識しているアルゼンチン人の過半数に、実は先住民の血が流れていることになる。
アサードという、肉をパリージャと呼ばれる金網の上で炭火焼きにする料理が大変に有名です。一般的にはバカ(牛肉)が食べられますが、南部のパタゴニアではコルデロ(羊肉)やチビート(ヤギ肉)のアサードも食べられます。
親指と人差し指で作る日本の“OK”サインは、アルゼンチンではタブーです。誤解が生じますので、ご注意ください。
首都のブエノスアイレスっ子はオシャレな独特の発音、言い回しが多くて他国からやってきたスペイン語通な人でも一瞬何言ってるかわからないことがあります。また、アルゼンチンで話されているスペイン語はスペインで話されているスペイン語と意味が異なる単語があります。例:media luna→スペインではイスラムの半月。アルゼンチンではクロワッサンという意味です。
ブドウ収穫祭(FIESTA DE LA VENDIMIA):アンデス山脈の麓に位置するワインの名産地メンドーサでは、この時期に収穫祭が行われます。パレードが行われたり、民族舞踊やフォルクローレのイベントも盛りだくさん。
民俗衣装としては、ガウチョ(アルゼンチンのカ-ボ-イ)の服装をさす場合が多い。
水道水は整備されており、飲用も可能だが、ミネラルウォーターを購入して飲んだほうがいい。ガス入りはアグア・ミネラル・コン・ガスAgua Mineral con gas、ガスなしはアグア・ミネラル・シン・ガスAgua Mineral sin gas。
18歳未満の酒類の購入は不可。また夜10時以降は購入できない。たばこは16歳未満禁止。最近は禁煙ムードになっています。ブエノスアイレス市を含む地域行政が、条例を施行し、タバコの販売や喫煙を帰省する動きを厳格化しています。
アルゼンチンならではのタンゴに関するものだけを一日中取り扱う「Solo Tango」というチャンネルは、ここに暮らす外国人にも人気があり、一日中サッカーを中心にスポーツだけを流すチャンネルやスペイン&ラテンアメリカ音楽専門のチャンネルは若い世代を中心に人気があります。
カジノ、レイブパーティ、ライブ、タンゴと種類が豊富。だがアルゼンチンと言えば「タンゴ」。首都ブエノスアイレスには本家本元のタンゴショーを毎晩やっているクラブが20件もある。
南米では一般的にはまず英語は通じないものだと思ってもらいたい。大きなホテルやレストランや一部の人たちの間では英語も通用するが、それはごく特殊な世界である。ほかには大きな都市や観光地の観光局、旅行代理店などなら、英語でのインフォメーションも期待できる。しかし、それ以外の場合はスペイン語、ポルトガル語の知識が欠かせない。とはいっても、カタコト、いや単語を並べるだけでも理解してもらえる。
アルゼンチンのブロードバンド市場はまだ十分に開発が進んでおらず、成長の余地がある市場となっている。ブロードバンド加入者の約3割がブエノスアイレス特別区及びブエノスアイレス州に集中しており、ルーラル地域へのブロードバンド整備が課題となっている。
現在は普及率が150%を超え、飽和状態にある。2013年9月現在の加入者数は6,275万となっている。携帯電話サービスは、クラロ、モビスター、テレコム・パーソナル、ネクステルの4社がサービスを提供している。
○一時滞在査証
180日間までの短期滞在用と1年までの長期滞在用があります。滞在目的に応じた審査があります。更新可能。本人申請のみ(代理申請不可)。発給料200ドル相当。
■主なカテゴリー
◆外資企業の代表、企業家など就労を伴うビジネス投資関係者。
◆企業に雇用された契約労働者、季節労働者
<必要書類>
・滞在資格を証明する各種書類
・申請書(スペイン語)
・写真4枚
・無犯罪証明書
・健康証明書
・身分証明書
・戸籍抄本(外務省の認証要。11ケ月以上滞在予定の場合のみ)