国際交流イベントBOOK
国際交流イベント開催国を更に詳しくレポート!動画配信&タウン情報もアップ!
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10月26日(土)に国際交流イベントVol.22 ~スリランカ~が開催されました。
インド洋に浮かぶ宝の島と呼ばれるスリランカ。
ゲストスピーカーには、ファイク・モハメッドさんにお越しいただきました。
現在スリランカを含むアジア各国に日本車を輸出するお仕事をされているファイクさんですが、なんと本職はジュエラー!
スリランカはサファイアやルビーの産地としても有名で、ファイクさんも原石をカットする技術をお持ちなんです。
スリランカはアヌラーダプラの出身で、首都コロンボで育ったファイクさん。
合気道をされていて日本語に興味を持ち、1998年に来日されました。
「おはようございます。アーユボワン」スリランカの挨拶で始まったイベントのプレゼンテーション。
内容をまとめましたので是非ご覧下さい♪
【日本人が知っているスリランカ】
・サファイア…イギリス・ダイアナ妃の婚約指輪としても有名ですね!
・セイロンティー…スリランカ産の紅茶(スリランカは1972年までセイロンと呼ばれていました)
・ウィッキーさん…ワンポイント英会話でおなじみ!
【スリランカ】
人口:2100万人
ファイクさんが育った首都コロンボに人口が集中しているそう。
国土:北海道より少し小さい
【スリランカの多様な文化・民族】
スリランカは代々様々な国に統治され、文化に影響を受けている。
ポルトガル、オランダ、そしてイギリス。
スリランカにはシンハラ族、タミル族、ムーア族、マレー族がいる。
宗教は仏教(約70%)、ヒンズー教、イスラム教、キリスト教
ファイクさんはイスラム教徒のムーア族で、原点はモロッコから来ている。
日本の仏教は僧になっても結婚できるが、スリランカの仏教ではできない。
身に付けているもので、イスラム教徒かヒンズー教徒か区別することができる。
南インドの影響を受けているスリランカにはヒンズー教徒も多い。
【スリランカの食文化】
主食は米。肉・魚・野菜の様々なカレーをよく食べる。スパイシーな料理が多い。
インドやアフリカでも親しまれている無発酵パン”ロティ”がスリランカの食卓でも好まれ、朝食・夕食に食べる。
ファイクさんはイスラム教徒ですが、ベジタリアンであるヒンズー教徒はスパイスで工夫してアレンジするそう。
外食をする際は宗教によってレストランを選ばなくてはいけない。
イスラム教徒の人たちにはお酒を贈ってはいけない。
【スリランカの産業】
・製ゴム産業…天然ゴムの産地。日本との取引も行われている。
・宝石産業…サファイアやルビーの産地。伝統的手法でカットされる。宝石について学ぶ学校もある。
・縫製産業…人件費が安いため。
・漁業
【スリランカの教育】
小学校から大学まで、全ての教育が無償となっている。
開発途上国としては珍しく識字率は90%を超えている。
【交通手段】
島の端から端まで、車で5-6時間。高速道路は現在1つのみ。
街の外に出かけるときは電車を使う。
【観光スポット】
・ビーチ…ヨーロッパから休暇で訪れる人が多数いる。
・インドの影響を受けた美しい寺
・アダムの頂…聖地。登山シーズン8-12月には多くの人が登る。
・医療スパ…1週間から10日間滞在し、病気を治すスパ。ヘアマッサージやオイルトリートメントも人気。
プレゼンテーション後のティータイム♪
スリランカのセイロンティーとジンジャービスケットを楽しみながら、
ゲストスピーカーのファイクさんや参加者の皆さんとの会話がはずんでいました。
ジンジャーが入ったビスケットは他の国でもありますが、
スリランカのジンジャービスケットはジンジャーがたっぷり入っていてとってもスパイシー!
甘さとピリリとした辛さが融合してとっても美味でした。
通貨単位はスリランカ・ルピーRe/補助単位はスリランカ・セントCts
Rs.1=Cts.100で、Rs.1=約0.61円程度。
紙幣の種類はRs.5000、2000、1000、500、200、100、50、20、10、5、2
貨幣の種類はRs.10、5、2、1、Cts.50、25
インド・アーリア系のシンハラ語、ドラヴィダ族系のタミル語
アーユボーワン(こんにちは、さようなら、おはよう、こんばんは) ボホーマ ストゥティイ(どうもありがとう)
(ガーナ)キィーヤ ダ (いくらですか)
コロンボ・ゴール・アヌラーダプラ・キャンディ
ターミナルへの無料のシャトルバス/コロンボ行きは24時間運行
スリーウィーラー(トゥクトゥクとも呼ばれる。通常は値段を交渉してから搭乗するが、にコロンボ市内及び周辺では、メーター付の3ウィラーも増えつつある) メータータクシー/ ホテルタクシー /運転手つきレンタカー
スや電車はリートが少なく本数も少ないため、半分の移動時間で済むタクシーが良い
犯罪は少ないが、油断せず窃盗には気をつけたほうが良い
【スリランカから日本への電話のかけ方】(例)東京(03)1234-5678へ電話をかける場合00(国際電話識別番号)▼81(日本の国番号)▼3(0を取った市外局番)▼1234-5678(相手先の電話番号)
電圧は230~240Vで周波数50Hz / プラグタイプはBF、B3またはB / 日本から電化製品を持っていく場合は、変圧器とアダプターが必要になる
シンハラ人 74%、タミル人 18%、スリランカ・ムーア人 7%
ライス・アンド・カレー(カレーは煮込み料理全般を指し、特定の料理を指す呼称ではない)
キリバット(ココナッツミルクで炊いたご飯。特にお祝い事などでよく食される)
インディ・アーッパ(米粉を練って、数十の穴が開いた器具に入れて、スクリュー式に押し出して作るライスヌードル。皿に乗せて蒸し、おかずと共に食べる事が多い。
スリランカは敬虔な人が多いため、マナーには充分気を付ける必要がある。公共の場での喫煙は禁止されいるため、違反すると罰金をとられる。また、仏教遺跡観光の際にも、いろいろと気を付けることがあるので要注意。
シンハラ語では日本語の『構わない』を、『カマンネー』という
ペラヘラ祭: スリランカの暦でエサラ月(毎年太陽暦の7月~8月頃に来る)の新月から満月まで、およそ2週間にわたって行われる祭り。スリランカの各地で行われているが、キャンディで行われる祭りが特に有名。夜、華麗な衣装に身を包んだゾウ数十頭や、火のついた輪を持って踊ったり、地元の伝統舞踊であるキャンディダンスを踊るダンサーのグループなどが太鼓やラッパといった鳴り物に合わせて街中をパレードする。象の行列が見られるのは、主に祭りの後半1週間くらいで、祭りのクライマックスとなる最終日にかけてだんだんと盛り上がって行く
女性:肩からかける長いスカート オサリア 男性:腰巻きの伝統衣装 サロマ
水道水は絶対に避けたほうがいい。一度沸騰させた水や、ミネラルウォーターなどを飲用するようにしたほうがいい。また購入する際には、キャップがしっかり締まっているかを確認
タバコ: 21歳になったら喫煙が可。スリランカでは男性は煙草を吸っても大丈夫。一方、”まともな”女性は煙草など吸わない、 吸うべきではないというのが社会通念
酒: 21歳になったら飲酒が可。スリランカ人男性にはお酒を楽しむことは許されていますが女性は普通お酒を飲まないため、男性達がビールを飲んでいる横で女性達はジュースやお茶、水などを飲んでいるのがあたりまえ
よくドラマを見る その他にはスパーツ・お笑い・クイズ番組などもよく見る。
日本のドラマ【おしん】はかなり再放送され、とても人気がある。
スリランカ人は早寝早起。夜21時に寝て朝5時に起きるのは普通 / ただ、クラブやバーも結構あるため、旅行に行った際は充分夜中まで満喫できる。
都市部では英語はかなり通用する。
旅行者が訪れるような大きな町であれば、たいていはインターネットカフェがある。日本と比べるとインターネットスピードは遅く、停電も多いため突然電源が落ちることも少なくない。場所によって料金は異なるが、1分Rs.50~100程度。日本語が使えるところもある。
スリランカのコロンボ空港の到着ロビーに携帯電話のお店が3社ほどある。各社SIMを買うことができる。例:カードと通話料金で300ルピー、GPRSと3Gのインターネットパッケージ7日間200Mで200ルピー。回線速度は、3Gだが早いとは言えない。
■就労用
スリランカ投資局の承認企業または州承認の投資プロジェクトに関係する場合、投資局の推薦が得られる場合が対象となり、査証申請には投資局の推薦状が必要です。
(1) 企業は、書面にてスリランカ投資庁に推薦状の発行を依頼する。この推薦状は、BOIより出入国管理局宛に作成され、駐在員がスリランカへの入国に要するビザの発給を推薦するものである。以下の内容を記載すること。
a. 駐在予定者の氏名
b. 国籍
c. パスポート番号、身分証明書(有効期限の記載があること)
d. 職位(予定 / 現在の職位)
e. 雇用期間
f. スリランカへの入国予定日
g. 雇用の理由
(2) BOIよりこの推薦を受けた出入国管理局は、駐在員が居住する国のスリランカ大使館に対し、本人の申請があった際は、スリランカへの入国ビザを発給するよう要請する。
(3) 駐在員は係る申請を行い、居住国のスリランカ大使館より入国ビザの発給を受ける。
(4) 駐在員は、上記の入国ビザをもってスリランカへ入国する。入国後、駐在員はBOIに対し、新たな推薦状の発行を依頼する。この推薦状は、BOIより出入国管理局宛に作成され、スリランカ国内での就労に要する居住ビザの発給を推薦するものである。駐在員は、この推薦状と併せ、(規定の様式に従い)居住ビザの発給を出入国管理局へ申請する。出入国管理局は、所定の手数料を受領後、居住ビザを発給する。居住ビザの有効期限は最長12カ月であるが、以降もBOIの推薦に従い更新が可能である。
(5) スリランカ国内の事業につき、契約を受注した海外請負業者は、これと係る全従業員に対し、関係省庁より出入国管理局宛の推薦状を取得のこと。