国際交流イベントBOOK
国際交流イベント開催国を更に詳しくレポート!動画配信&タウン情報もアップ!
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7月27日に(土)に国際交流イベントVol.20~モロッコ~を開催しました!
ゲストスピーカーに公益財団法人 横浜YMCAで英語講師をやっていらっしゃるアブデルジャリール・エルアシーロさんにお越しいただきました。
モロッコについてジョークを交えつつ、会場を盛り上げてくださいました。
それではジャリールさんのお話をお楽しみ下さい☆
◆文化◆
【挨拶】
「アッサラマリコン」
それに対して「マリコンアッサラーム」
これは午前と午後の挨拶に使います。それと別れる時(さようなら)にも使います。
エレベーターの中で知らない人に会った場合
「アッサラマリコン」と言って自分は安全な人間だと言う事を示します。
「ビシビアべヌ」
これはもっと親しい挨拶をする時です。
モロッコでは挨拶する時に握手もしますが親しい間柄になると
挨拶する時に頬にキスをします。
どんな人にも少なくとも握手はします。
【地理】
モロッコはアラブの国で同時にアフリカの国で、そしてイスラムの国でもあります。
モロッコは一番西にあります。
もっと西に行くと、大西洋になり、ワシントン、ニューヨークになります。
カサブランカらからニューヨークまでは飛行機で6時間くらいです。
日本は「日出ずる国」ですから。東になりますね。
アラブ国ではモロッコは西端の国です。
モロッコの海を見るとジブラルタル海峡があります。
渡るのに40分かかります。
ジブラルタルとはアラビア語で「ジャバリック」と言います。
ジャバリとは「山」と言う意味です。「バリック」は8世紀のアンダルシア出身の
人の名前です。
アンダルシアはスペインの地方の名前ですが
モロッコと南スペインは古くか縁があります。
なので建物がとても似ているんですよ。
イスラム教徒はアンダルシア地方に800年以上も住んでいたのです。
カサブランカからパリへは3時間かかります。そしてロンドンまでは4時間かかります。
そして日本に来るにはとてもとても時間がかかりますね。
乗り換えにはドバイがオススメです。
いい買い物ができますよ。
【食文化】
アルガンオイル
アルガンと言う木があり、それになった実を割って
2種類のオイルを絞ります。
色の濃い方のオイルは化粧品に使われて、薄い方は料理に使われます。
アルガンオイルが採れるのはモロッコだけです。
クスクス
セモリナ、野菜、肉を使います。
モロッコでは豚肉を食べないので、牛肉や羊の肉を使います。
クスクスは主に金曜日家族が集まる時に食べます。
タジン
モロッコではタジンをほとんど毎日食べます。
オリーブも鶏肉も入っていてとても美味しいです。
タンジーヤ
牛肉とスパイスが入っていて長い時間をかけて料理します。
モロッコ独特の方法で調理します。
直火ではなく、熱い灰のようなものの中で調理します。
14時間かけてゆっくり煮込みます。
これは主に男性が料理します。これはマラケッシュでよく見られる特別料理です。
バスティラ
アラビア語ではパスティーラと発音します。
主にパーティーの時に作ります。
結婚式などの時に前菜として出されます。
ハリラ
具が沢山入ったスープです。
ハリラにはある果物がついてくるのですが
この果物はなんだと思いますか?
デイツというドライフルーツの一種です。
ラマダン(断食月)
ラマダンとは断食のことです。
食べ物を食べない、水は飲まない、タバコを吸う人は吸わないことになります。
夜明けから日没までの間、行います。
夜明けと言うのは午前3時です。そして午後7時まで断食を行います。
ラマダンの間は体だけでなく心の訓練になります。
お腹が空くとイライラしますけど、自分の心をコントロールし、
よい行いをするようにする。
ラマダンは毎年イスラム暦「Lunar Calendar」によって決まります。
1ヶ月は29日か30日。月によって変わります。
新月がでると新しい月が始まるという風になります。
今日はラマダン18日です。
テーブルマナー
全員一緒に丸くぴったりくっついて座ります。
して同時に食べ始めます。誰かが何かをしていたらそれが終わるのを待ちます。
皆、同じ大皿から食べ物を取ります。
右手を使って、自分の目の前にある物を食べます。
好きなものが他の所にあってもそれに手を伸ばすべきではありません。
食べる時には右手を使いますが、パンをちぎる時には左手を使います。
左手はあくまでも補助に使います。
肉料理は一番最後に食べます。
全部残さず食べなくてはいけません。
全部食べることで「おいしかった」「あなたの料理は最高です」
という意味になるからです。
食事の前と後に決まったアラビア語のフレーズを言います。
食事の前には「ビィスミッラー」
食後には「アルハンドゥリラー」と言います。
どちらの言葉にも「アッラー」と言う発音が入っています。
この意味は「神」です。
【アッラー】
私たちは色んな文章に「アッラー」と言う言葉が入っています。
宗教的な意味だけでなく、感謝をする時に使います。
「ビィスミッラ」と言うのは「神の名のもとに食事を始めます」
「アルハンドゥリッラー」は「ありがとうございます。神を讃えます」
神様への感謝だけでなく、料理を作ってくれた人や食材を作ってくれた人への
感謝も含んでいます。
「ビィスミッラー」と言うのは食事の時だけでなく
何かを始める時に使う事があります。
例えば車の運転を始める前、仕事を始める前に使います。
もうひとつ「アッラー」の言葉が入った言葉に「インッシャッラー」があります。
この言葉はモロッコで大変よく使われます。
これは未来のことを話す時に使われます。
例えば、明日の約束をする時に
「明日午後5時に逢いましょう」と言うと
「インシャッラー」と言う言葉が返ってきます。
「明日5時にミーティングで逢いましょうね」と言う意味ですよ。
インシャッラーは「神のみぞ知る」と言う意味なので
「約束できないのかい?」と思われがちですが、それは違って
「全部を全部自分でコントロールすることはできない。90%努力するけど
10%想定外(事故や病気)のことが起こるかも知れない」
10%の部分は神様だけば知りえると言う意味です。
10パーセントは神様がコントロールする部分だと言う事です。
車を持つことができても「アルハンドゥリッラー」
車を持てなくても「アルハンドゥリッラー」
仕事があってもなくても「アルハンドゥリッラー」
「仕事がないのにアルハンドゥリッラーって言うけど大丈夫?」
って聞かれますが
人生にはいい時も悪い時もあると言う事です。
雨が降ったとしても晴れるし、モロッコの人々は仕事を失っても
パニックにはなりません。
悪いことがあってもいいことがやってくると信じているんです。
◆住む◆
【近所付き合い】
近所付き合いについてです。
家と家の間がとても近いため、人々は近所付き合いを大切にします。
以前は玉ネギを切らしてしまった時、
夜の9時に「玉ネギある?」と隣の家に遠慮なく聞きに行ったりしていました。
しかし、街がだんだん都会になってきて、近所付き合いも変わってきています。
もしモロッコで人を招待すると
約束の時間より早くお客がやってきます。
もし12時半が約束の時間だとしたら
11時とか、10時に行っても大丈夫だと言う事です。
これはキッチンでお手伝いをするためです。
食べ物だけのためではなくて、どれだけ自分が
あなたと一緒に時間を過ごしたいかと言う事を示すためです。
子供達がいると、素敵なレストランではなかなか落ち着いて
時間が過ごせませんが、自宅ならば一緒にいい時間を過ごせます。
もしあなたが招待されたら、約束の時間より早く行っても大丈夫ですよ。
別に料理を手伝わなくても、一緒に時間を長く過ごせますからね。
こういう機会では、正装する必要はありません。
ひとつ忘れてはならないのは、製菓店に寄って
お土産のフルーツやケーキを買っていくことです。
もし相手のお家にお子さんがいたら、子供たちが好きな
キャンディーやヨーグルトもお土産にいいですね。
【医療】
公のシステムと個人のシステムがあります。
個人の病院をモロッコでは「クリニック」と呼びます。
公立の病院は無料ですが、混みあいます。
私が病院に行く時はクリニックに行きます。
公立の病院では地方から来る人たちが優先なので
クリニックに行った方が早く診てもらえます。
【交通】
カサブランカにはトラム(路面電車)が走っています。
モロッコの人たちは長距離移動の時だけ電車を使います。
日常の交通手段はバスです。とても混んでいます。
一部の人たちは自分の車を運転するか、タクシーを利用します。
タクシーは日本ほど高くはなく、二種類のシステムがあります。
乗客3人用のタクシーはメーター計算でどこでも行ってくれます。
もうひとつはメルセデスベンツのタクシーで
小さなバスのようなものです。
詰めて乗らなければいけません。
これは行き先が決まっているので、色によってどこに行くか決まっています。
なのでどこに行くかを知っている必要があります。
途中下車はいつでもできます。
6人乗りで、前の席に2人、後ろの席には4人座れます。
女性の中には詰めて座るのが嫌いな人がいるので
前の席にひとりで座ります。
その場合は料金は2倍になります。
前者のタクシーはメーター制で、後者のタクシーは値段が決まっています。
交渉する必要はありません。
ドライバーはおつりも持っているのでおつりを渡してくれます。
【食料の購入】
モロッコは農業国なので野菜や果物をよく買います。
モロッコはヨーロッパ向けにたくさんの野菜を輸出しています。
買う時はキロ単位で買います。
魚や花も輸出しています。
市場とスーパーマーケット
スーパーマーケットに行けば価格は決まっているので買い物は簡単ですが
市場に行くと価格を聞かなければいけません。
街中には毎日、朝市が立ちます。
野菜の相場を知っている場合には、値段交渉が出来ます。
少し離れた場所にある村の市場は曜日によって場所が変わります。
例えば、月曜日に買い物に行けなかった場合には火曜日に行ったりします。
村の市場に行けばそこの人たちと交流ができます。
色々な動物、ラクダ、ヤギ、野菜、果物、
家で使うもの全般、なんでもあります。
大きなスーパーマーケットみたいです。
【カフェ】
モロッコではひとつだけカサブランカにスターバックスがあります。
モロッコのカフェでは禁煙席とか喫煙席の区別がありません。
全員がタバコを吸っています。
モロッコでは女性がタバコを吸うのは恥ずかしいことだと思われています。
だから伝統的なカフェで女性を見ることはあまりありません。
一番人気のあるコーヒーは「ノスノス」と言います。
これは「半分半分」と言う意味です。
コーヒーとミルクが半分半分と言う意味です。
お砂糖は入れるか入れないかは選べます。
モロッコではウェイターと話をしたりするのが楽しみのひとつになっています。
ウェイターに渡すチップは20円~30円。
絶対ではありませんが、ウェイターのサービスがよかった時には
あげたほうがいいでしょう。
新鮮なジュースを売るジューススタンドもとても人気があります。
100円~200円で本当に新鮮なジュースを飲むことができます。
日本では私がアボガドジュースを作ってあげると皆さん喜びます。
オレンジジュースも40円くらいで売っています。
モロッコではそこかしこに水飲み場があります。
水のボトルを買って飲むことはあまりありません。
【地方の特徴】
モロッコの地方について話してみたいと思います。
3つほどお話したいことがあります。
モロッコの地方(田舎)はとてものんびりと時間が流れていると
思われていますが、それは違います。
1日が長く感じるのは、朝早く起きるからです。
たっぷり時間があるのです。
なので自分たちのペースで色んな事ができるのです。
早朝から農作業をした後、午前10時~11時頃に一度家に戻り、
2度目の朝食取ります。
その時に家族と顔を合わせることができます。
私が田舎の方に行くといつも1度目の朝食は食べられません。
午前10時~11時ごろに2度目の朝食の時に参加します。
大きな街と違ってやはり地方に行くと、色々と不便なことがあります。
山岳地帯などは目的の場所に行くのに車が使えず
歩いていかなければなりません。また馬を使ったりします。
私の姉は地方で先生として働いているのですが、4つの学年を担任しています。
同じ教室で同時にその学年を教えています。
学校に行くのがとても大変な道のりだそうです。
【服装に関する注意点】
モロッコでは着る物にちょっと気を遣わなければいけないかもしれません。
肌を大っぴらに見せてはいけません。
それは男性でも女性でも共通です。
たとえば袖なしや胸の周りが広く開いてるものはよくありません。
とても短いスカートとかは絶対にダメです。
モロッコでそんな格好をしていたら「なんだ!あれは!?」と
言う事になるでしょう。
【街中に聞こえる音】
モロッコの街中で聞こえる音について話します。
家の近くに物を売りに来たりする音が聞こえます。
それは録音されたものではなく、人が発する声です。
あと1日5回聞こえてくるお祈りの音。
ひとつはとても朝早く聞こえてきます。
1日にお祈りに来るように促す呼びかけが5回あります。
この呼びかけをする人がいます。
早朝3時ごろからその声が聞こえるので、初めて聞いた人は
「なんだ?」と思うでしょう。心の準備をしておいた方がいいかも知れません。
モロッコでは電車で隣になっただけでも、見知らぬ同士なのに
挨拶してくる人がいますね。
食べ物を分け合いながら
姑の悪口を言ったり、上司のことや給料のことを話したり。
彼は私を知らないから自分のことを話してしまうんです。
こういう状況は色んなところで見られます。
美容院や歯医者、モロッコの人々はコミュニケーションをとるのが好きで
よく話します。
モロッコでは心理学者は必要ないです。
人々はお互いなんでも話して理解しあってますからね。
【モロッコの女子会】
モロッコの女子会はそんなに長くは遊びませんね。
午前中市場に買い物に行って会ったら
「昼食後、家に遊びに来ない?」となるようです。
それはわかりません。いつでも行っていつまでいてもいいのです。
その家のご主人が帰ってきたとしても、ご主人は怒らないでしょう。
モロッコの女子会は自然にできるようになっています。
公園や銭湯でもできますから。
【モロッコの結婚式】
モロッコでは家族・親戚、そしてご近所の方も招待します。
たとえば50人招待したとすると70人くらいは来ると思います。
男性を招待するともちろん奥さんも来ます。
それに小さい子達が来るのもありえます。
モロッコの結婚式はとても盛大で、長い時間行われます。
午後3時に始まり翌朝まで続きます。
好きなときに行って好きなときに帰ることができるので、安心してください。
それに午後3時のレセプションから出席してもいいし、
4時、5時、6時とか遅れて来てもいいし。
晩餐会にだけ出席してもいいのです。
◆学ぶ/働く◆
【モロッコの職場・学校】
これは一般的なことをお話します。
一般の会社員の勤務時間は月曜日から金曜日、午前8時から午後6時までで
正午から2時まで2時間お昼休みがあります。
お昼を食べて昼寝をしに家に帰ります。
私はこの昼寝が大好きです。
日本でも時々電車の中で昼寝をします(笑)
金曜日とラマダンの時はちょっと違っていて
学校は普通は60分授業ですが45分授業になります。
早く家に帰ってリラックスできるようになっています。
家庭が優先なので、早く仕事が終わって帰宅したかったら
止めることはできません。
もし家族の問題と仕事の問題があったとしたら
モロッコの人々は家族の問題を優先します。仕事は2番目です。
ラマダンの時期は3時に仕事が終わります。
これは同時に交通渋滞を引き起こします。
なぜなら人々が一斉に家に帰ろうとするからです。
***ランチパーティー***
プレゼン後のランチパーティーではジャリールさんがモロッカンミントティーの入れ方を実演してくださいました!
今回こちらが用意させていただいたのは、モロッコらしい香草をたっぷり使ったスープ。
体も温まってとてもおいしかったです♪
ミントティーを淹れるジャリールさん。店内中にミントの香りが広がりました!
国際交流イベントエジプトいかがでしたか?
最後までお読みくださった方、ジャリールさん、イベントに参加してくださったかた、
どうもありがとうございました!!
次回は9月28日(土) ~エジプト~です!!
お楽しみに^^
基本通貨ディラハム。(2013年9月現在)1ディラハム=11.98円。
アラビア語、ベルベル語。(学校ではフランス語の授業が必須)
モロッコで話されるアラビア語はスタンダードなアラビア語とは異なる。
挨拶するときに握手をするが、親しい間柄になると頬にキスをする。
「アッサラマリコン」
それに対して
「マリコンアッサラーム」
午前と午後の挨拶に使い、別れる時のさようならとしても使う。
いくらですか?「ベシャル・ハディク?」もしくは省略して「ベシャル?」
最大の都市カサブランカ、首都ラバト、フェス、マラケシュ、タンジェ
世界で3番目の大きさのモスク"HassanⅡ" 世界遺産に指定されたフェス旧市街、マラケシュ旧市街はモニュメントや帝国・植民地時代の建造物、モスクなどが溢れている。砂漠エリアではラクダ・トレッキングも可能。モロッコの山々に囲まれた魅力的な街、シャウエンはヤギのミルクから作るチーズの産地としても有名。
モロッコからニューヨーク、モントリオール、ドバイやその他たくさんのヨーロッパの都市を結ぶ。
電車が最も一般的だが、サービス範囲は限られている。バスも利用可能。観光客むけの高級バスも有。
カサブランカでは近年、路面電車の運用を開始。マラケシュでは馬車に乗ることもできる。
バスとタクシー(赤タクシー)が一般的。タクシー運転手はどんな場所でもよく知っているが、タクシーに乗ったときにメーターがオンになっているか確認した方が良い。白タクシーは安全性が低く、更に値段も高いことが多い。
全体的には安全。殺人の発生率は低いが、大都市でのスリには注意。女性一人の歩行時の嫌がらせなどが報告されているので、一人では歩かない方が良い。
212+
220V コンセントの形も異なるため、日本製品は変圧器とアダプターが必要。
アラブ人、ベルベル人、もしくはアラブ人とベルベル人の両方を祖先に持つ者が人口の99%を占める。残り1%はフランス、スペイン、アフリカ、ユダヤ。
数世紀に渡る様々な国や文化との交流により、多様に進化。
現在では牛肉と羊肉が人気だが、チキン、ラクダ、ウサギ、シーフードも食されている。豚肉は食べない。
最も有名なモロッコ料理"クスクス"はパンと並んでモロッコの食の必需品である。
香辛料も広く使われる。(クミン、ターメリック、シナモン、しょうが、パプリカ、サフラン、アニス、ゴマ、コランダーなど)
人気の料理:クスクスの肉と野菜添え、ラムケバブ、タジン鍋、モロッコサラダ(旬の野菜とフルーツ)
人気の飲物:ミントグリーンティーが最も人気
食事の前には「ビィスミッラー」
食後には「アルハンドゥリラー」
モロッコで人を招待すると、約束の時間より1時間以上早くお客がやってくる。キッチンでお手伝いをする為、どれだけ一緒に時間を過ごしたいかということを示す為。
家族の問題と仕事の問題があったら、家族を優先する。
「インシャッラー」―神のみぞ知る―という意味。例えば「明日午後5時に会いましょう」と言うと「インシャッラー」と返ってくる。約束できないという意味合いではなく、全て自分でコントロールすることは出来ない、90%努力するけど、10%想定外のことが起こるかも知れない。10%は神のみぞ知る・・・という意味。
イミルシルで行われる伝統的なマリッジフェスティバル。(モロッコ版のロミオとジュリエットのような物語が基になった、集団見合いのお祭り)
ラバトで行われるマワジンフェスティバル。(世界各国の有名アーティストが出演し、10日間に渡って行われる大規模な音楽祭)
"Djellaba"ジュラバと呼ばれる背丈ほどの長さのゆったりしたシルエットのフード付き衣装。
水飲み場があり、水のボトルを買って飲むことはあまり無い。
飲酒・喫煙は18歳以上。
イスラム教が主流のため、ラマダンや宗教的な祭日には人前での飲酒は控えること。
観光都市にあるバーなどは問題ない。
ナイトライフの中心はマラケシュ。眠らない街とも呼ばれている。
" Djemma el Fna Square"というエリアでは、コブラを使った芸や火を吹くパフォーマンスなどが行われまるでサーカスに迷い込んだような気分に。 最大の都市カサブランカでは、落ち着いたレストランやカフェで楽しむことができる。主要なダンスクラブは中心部のインターナショナルホテルにある。
○労働許可証と就労査証
ジャマイカで就労するには労働省の労働許可が必要。労働許可は雇用主が申請。申請の前に
求人広告を掲載し該当するジャマイカ人労働者を確保できなかったことを証明する必要があります。また労働許可はジャマイカ入国前に取得し、就労査証を取得して入国する必要があります。但し米国人の場合は、入国時に労働許可証を提示すれば、入国後に就労査証に切り替えることができます。就労査証の必要書類は被雇用者のパスポート、雇用主の雇用嘆願書、労働許可証の原本、査証申請書・写真・査証発給料。労働許可所持者が住所を変更した場合は労働省に届出する必要があります。
■労働許可が免除される人
ジャマイカ国籍者と婚姻した配偶者は労働許可が免除されますが、免除を受けるための申請が必要です。免除申請の必要書類は婚姻証明書、同居証明書、パスポート、写真。
■不法就労の罰則
不法就労が発覚した場合は罰金、懲役、強制送還の対象となります。